ドジャースの大谷翔平投手は19日、東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズ「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」第2戦に「1番DH」で先発出場する。前日の試合では、今季初の長打を含む5打数2安打でチャンスメーク。ムーキー・ベッツ内野手とフレディ・フリーマン内野手を欠く中で打線をけん引、開幕戦勝利に貢献した。
二刀流復活となるシーズンで、球団史上初の連覇へ向けて幸先良いスタートを切れるか。今季初アーチにも期待が膨らむ一戦だ。
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■東京ドームでの一発に期待
相手先発は、メジャー5年目29歳のジャスティン・スティール投手。2023年には16勝を挙げ、一躍カブスのエース左腕に名乗りを挙げたが、昨季はハムストリングの故障や肘の腱炎で長期離脱。24登板でわずか5勝に留まった。
フォーシームの平均球速は「91.6マイル(約147.4キロ)」でメジャーでも下位18%に位置するが、右打者には球種割合の63.9%を投じる本格派左腕。スライダーとの2球種を軸に、カーブとチェンジアップを織り交ぜて打者を抑え込む。左打者にはシンカーも多投し、制球力を武器にゴロを量産させるスタイルだ。
大谷は、スティールとは2022年のオープン戦で1打席対戦したのみ。公式戦では初の顔合わせとなる。昨季は対右投手が打率.322に対し、対左投手は.288とやや控えめ。長打も減る傾向にあるが、東京ドームで今季初アーチなるか。佐々木朗希のメジャーデビュー戦を強力援護したい。
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試合情報
ドジャース-カブス(東京シリーズ第2戦)
試合開始:日本時間3月19日(水)19時10分
中継情報:日本テレビ系列、MLB.tv、Amazonプライム