JRAは21日、第73回阪神大賞典(GII、芝3000m)の枠順を発表した。
日経新春杯2着の4歳馬ショウナンラプンタは1枠1番、同4着のヴェローチェエラは2枠2番、昨年本レース2着のワープスピードは8枠10番から発走する。
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■内枠は勝ち切れない
過去10年、最多4勝を挙げるのは8枠で【4.0.0.16】、次いで7枠【2.1.1.16】。さらに続くと、6枠【1.3.1.12】、5枠【1.2.1.10】と連対数が多い。3枠と4枠は1勝ずつ挙げており連対数がそれぞれ2回、1枠と2枠は0勝で連対数はともに1回。勝ち負けの観点でいくと、外枠ほど優勢だ。
1番人気が5勝を挙げ、全10勝は3番人気以内で合わせて【10.3.5.12】と、人気サイドが強い本レース。1番人気馬の8枠は【3.0.0.1】、7枠も【2.0.1.0】と合わせて勝率71.4%をマークするが、2~3番人気馬の8枠は【1.0.0.3】、7枠も【0.1.0.3】で1番人気と比べて微妙。また3番人気以内でも1~2枠は【0.1.3.1】と複勝率は80.0%あるものの勝ち切れていない。ショウナンラプンタとヴェローチェエラは頭で狙うには気が引ける。
10~11頭立てで行われた6回における馬番別成績を見ると、勝ち馬は7番枠から外で、その成績は【6.1.1.19】。先行馬が2勝、マクった馬が4勝を挙げている。昨年マクって2着のワープスピード、6走中5走で4角2番手以内を確保しているサンライズアースは一発があってもおかしくない。
6番枠から内は2、3着がそれぞれ5回。脚質に関わらず好走馬が出現している。このうち、当日上がり3F3位以内をマークした馬は【0.5.3.1】。脚をしっかり溜めて弾ける競馬、もちろんそれができるスタミナを持ち合わせていれば馬券内は堅い。ブローザホーンはズレた歯車が戻ればもちろん馬券内。ヴェローチェエラやゴールデンスナップも押さえ必須か。加えてゴールデンスナップに先着歴のあるコパノサントスは侮れない存在だ。
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