【阪神大賞典/枠順】“馬券内率80.0%”も、勝ち切れない内枠に有力2頭 少頭数での勝ち馬は「7番枠から外」

【阪神大賞典/枠順】“馬券内率80.0%”も、勝ち切れない内枠に有力2頭 少頭数での勝ち馬は「7番枠から外」
阪神大賞典2025の枠順

JRAは21日、第73回阪神大賞典(GII、芝3000m)の枠順を発表した。

日経新春杯2着の4歳馬ショウナンラプンタは1枠1番、同4着のヴェローチェエラは2枠2番、昨年本レース2着のワープスピードは8枠10番から発走する。

◆【阪神大賞典2025予想/追い切り診断】2強ムードに「S」の最高評価 異例のメニューで“折り合い急成長” 力みなく「完成のサイン」

■内枠は勝ち切れない

過去10年、最多4勝を挙げるのは8枠で【4.0.0.16】、次いで7枠【2.1.1.16】。さらに続くと、6枠【1.3.1.12】、5枠【1.2.1.10】と連対数が多い。3枠と4枠は1勝ずつ挙げており連対数がそれぞれ2回、1枠と2枠は0勝で連対数はともに1回。勝ち負けの観点でいくと、外枠ほど優勢だ。

1番人気が5勝を挙げ、全10勝は3番人気以内で合わせて【10.3.5.12】と、人気サイドが強い本レース。1番人気馬の8枠は【3.0.0.1】、7枠も【2.0.1.0】と合わせて勝率71.4%をマークするが、2~3番人気馬の8枠は【1.0.0.3】、7枠も【0.1.0.3】で1番人気と比べて微妙。また3番人気以内でも1~2枠は【0.1.3.1】と複勝率は80.0%あるものの勝ち切れていない。ショウナンラプンタとヴェローチェエラは頭で狙うには気が引ける。

10~11頭立てで行われた6回における馬番別成績を見ると、勝ち馬は7番枠から外で、その成績は【6.1.1.19】。先行馬が2勝、マクった馬が4勝を挙げている。昨年マクって2着のワープスピード、6走中5走で4角2番手以内を確保しているサンライズアースは一発があってもおかしくない。

6番枠から内は2、3着がそれぞれ5回。脚質に関わらず好走馬が出現している。このうち、当日上がり3F3位以内をマークした馬は【0.5.3.1】。脚をしっかり溜めて弾ける競馬、もちろんそれができるスタミナを持ち合わせていれば馬券内は堅い。ブローザホーンはズレた歯車が戻ればもちろん馬券内。ヴェローチェエラやゴールデンスナップも押さえ必須か。加えてゴールデンスナップに先着歴のあるコパノサントスは侮れない存在だ。

阪神大賞典2025予想 最新予想コラム一覧

特集・過去10年データ

◆【一覧】芸能人・予想家の「阪神大賞典/愛知杯」本命・注目馬予想まとめ 「3週連続1着指名」気になる絶好調◎は?

◆【阪神大賞典2025予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ

追い切り評価

◆【追い切り診断】4歳一角に「S」の最高評価 異例のメニューで“折り合い急成長” 力みなく「完成のサイン」

◆【追い切り診断】2強ムードに“待った”をかける高評価「A」 活気ある登板で「休養前より明らかに好状態」

データ・枠順傾向・穴馬予想など

◆【データ攻略】ブローザホーンとショウナンラプンタの「買い or 消し」 “馬券内率83%”で軸信頼度UP

◆【前走ローテ】問答無用で買いの“馬券内率64.7%”データ 警戒すべき4歳世代は「前走3勝クラス組」に妙味あり

◆【愛知杯/危険な人気馬】血統面で「0.0.0.35」のハードルも 初モノづくしで懸念材料満載の上がり馬を“消し”