【阪神大賞典/追い切り診断】2強ムードに“待った”をかける高評価「A」 活気ある登板で「休養前より明らかに好状態」

【阪神大賞典/追い切り診断】2強ムードに“待った”をかける高評価「A」 活気ある登板で「休養前より明らかに好状態」

第73回阪神大賞典(23日/GII、阪神芝3000m)には、日経新春杯2着のショウナンラプンタ、昨年ダービー4着のサンライズアースら4歳馬、昨年2着のワープスピードなどが出走予定。

本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ブローザホーン」を取り上げる。

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■ブローザホーン

昨年6月のGI宝塚記念を制したのが嘘のように。その後3戦は同じ馬とは思えないほど大敗を繰り返すこととなった同馬。オーソドックスに考えれば、GIを勝って燃え尽きたというのがシックリくるか。記憶に新しいところだとエフフォーリアも古馬になった途端、サッパリになっていたもの。勝って張り詰めていた精神的な何かが切れてしまいパフォーマンスそのものも崩してしまうというケースはある。

ただし、同馬の昨秋の3戦がそれに該当するのかとなると疑問も残る。そもそも、この馬は常にハイパフォーマンスを可能とするタイプではない。典型的な身体のクッション性の低い不健康な馬。自身の走りの衝撃すらダメージでしかないのである。だからこそ逆に道悪だと滅法走るのだ。そう言う意味だと、昨秋3戦の異常なまでの不振は、馬場も不向きなら上半期の激闘の疲れもあったと推察するのが自然なのでは。

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ひと間隔あけて戻ってきた今回は、身のこなしからどうやら復調してきたようである。明らかに休養前より前の出が柔らかい。最終追いは4F54秒8-13秒5とセーブ気味だったが、吉岡厩舎らしく実質的な最終追いは先週土曜に済ませており、走り自体は活気ある登坂。一変の可能性あり。更に馬場悪化なら警戒して損はなし。

総合評価「A」

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