開催が1週スライドしたドバイWCデーの兼ね合いもあり、第69回大阪杯はトップジョッキーが不在。その影響もあり国内トップクラスがずらり、とまではいかないメンバー構成だが、馬券的には高配当にありつけそうだ。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「エコロヴァルツ」を取り上げる。
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■エコロヴァルツ
大阪杯は阪神内回り芝2000m。スタートしてすぐに急坂があり序盤のペースは緩く、それでいて最後の直線は359.1mと短い。しかも、A→Bコース替わり。前が止まらない条件であり、実際、過去8年で4角4番手以内が【7.5.3.23】と前有利の傾向にある。
狙いは「前」となりデシエルトが筆頭だが、前走のレースぶりを見る限り制御は困難。ならば、2、3番手の馬に流れが向くはずで、そうなるとエコロヴァルツにもチャンスは出る。
同馬は明らかに距離が長い菊花賞で大きく崩れたが、その後は適距離に戻り、リステッド競走を快勝し中山記念でハナ差2着。最後はシックスペンスの決め手に屈したが、前有利の大阪杯に置き換えれば逆転は可能と見る。
共同通信杯と皐月賞は折り合いに苦労し、日本ダービーはハナを切ったがサンライズアースにペースを乱されての敗戦。菊花賞後は折り合いに進境が見られ、新馬ぶりに手綱を握ったM.デムーロは成長を認めている。中山記念でハナ差のシックスペンスに対し、同馬は明らかに過小評価と言える下馬評。高配当の使者となる資質は十分だ。
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