井上尚弥とノニト・ドネア、激闘後に肩を組んで写真を撮影 世界のイノウエへ

ボクシングの井上尚弥選手(大橋ジム)が世代交代を成し遂げた。ワールドボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝が11月7日に行われ、WBA・IBF王者の井上選手がWBAスーパー王者のノニト・ドネア選手(フィリピン)に判定勝ちを収めた。

世界5階級制覇王者のドネア選手を倒したことにより、今後は海外進出が本格化する。

試合後にWBSS公式ツイッターは井上選手とドネア選手のツーショットを公開。互いに試合の激しさを感じさせる顔で肩を組んだ。

右目の負傷で試合中は「ドネアが二重に見えた」

(c)Getty Images

井上選手は試合序盤に右目をカットし、出血に苦しんだ。試合後の会見では「最後までドネアが二重に見えていた」と影響を語った。

WBSSがアップした写真でも、井上選手の右まぶたに長い裂傷が見られる。一方のドネア選手も井上選手の強打で顔が腫れていた

試合後に更新したツイッターで井上選手は、苦戦の末に勝ち取ったトロフィーを掲げる写真とともに、「苦しい場面が山程ありましたが皆さんの声援で持ち堪えることが出来ました。このFINALでドネアと戦えた事を誇りにこれからも精進して頑張って行きますので引き続き応援宜しくお願い致します」と、ファンにメッセージを送った。

米国進出で日本の井上から世界のイノウエに

(c)Getty Images

試合後には井上選手と、米国の大手プロモーション会社トップ・ランクとの契約が電撃発表された。

トップ・ランクは日本の村田諒太選手や、世界3階級王者のワシル・ロマチェンコ選手、テレンス・クロフォード選手といった大物も抱えるプロモート会社。

契約期間は複数年で少なくとも次の2試合は米国で行われる予定。トップ・ランクは米国のスポーツ専門放送局ESPNと2025年8月までの大型契約を結んでおり、井上選手の試合もESPNで中継される。

トップ・ランク創設者のボブ・アラムCEOは、公式サイトで「井上ならアメリカでもスターになれる」と期待した。

「井上尚弥は10年に1人の逸材だ。彼は既に日本のスーパースターだが、すぐにアメリカでも主要なスターになるだろう。あなたたちは歴史的なキャリアを築き、史上最高の存在になるであろう選手を見ている」

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