2026年のメジャーリーグは、開幕からおよそ2カ月が経過。各球団50試合前後を消化したが、球界全体では極度の“低打率化”が進んでいる。今季の平均打率は「.240(.2402)」で、メジャー史上ワースト4位にランクインする。
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■近年は三振数と四球が激増
米データサイト『Baseball Reference』によると、21日(日本時間22日)終了時点での今季平均打率は「.240(.2402)」で、1871年のプロリーグ発足以降ではワースト4位の低打率になる。2015年にデータ解析システム『スタットキャスト』が導入されると、打者たちはより強く角度のある打球を飛ばすことに注力し、フライボール革命と呼ばれる意識改革が進んだ。
長打で得点を狙うスタイルが定着し、2018年にはメジャーの平均打率が1969年以来の2割4分台に突入。以降は2019年の.252を除き、毎年2割4分台を推移。そして今季はここまで「.240」を記録。打球が飛びやすくなる夏場に持ち直す傾向はあるものの、一発狙いのトレンドは変わらないようだ。
年間平均打率ワースト3に入る1888年、1908年、1968年はいずれもOPS(出塁率+長打率)が.600台前半に留まっている一方で、今季のOPSは「.708」を記録。チーム1試合平均「1.02本塁打」は史上19位にランクイン。「8.38三振」はワースト8位で、「3.54四球」はワースト16位の多さ。近年のメジャーリーグの打者像が色濃く反映されている。
今季から海を渡ったホワイトソックスの村上宗隆内野手は、ここまで49試合に出場し、打率.244、ア・リーグトップの17本塁打、同4位の39四球、同ワースト2位の69三振、OPS.934を記録。トレンドを具現化したようなスタイルでメジャーリーグに適応している。
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