21日に東京競馬場で行われる第74回府中牝馬ステークス(GIII、芝1800m)が開催。
福島牝馬S勝ち馬コガネノソラ、福島記念勝ち馬ニシノティアモ、府中牝馬S勝ち馬セキトバイーストにエリザベス女王杯2着のパラディレーヌらが出走予定。
ここでは昨年、2025年の府中牝馬Sに加え、2024年まで同時期に阪神芝2000mで施行されていたマーメイドSの過去9年分のデータを参照のうえ、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■前走重賞よりも主力は3勝クラスとオープン
しかしながら昨年までとはコースも違えば距離も違うため、どう手をつければよいか頭を抱えてしまう方もいらっしゃるのではないだろうか。ただ、これまでと変わらないのが6月中旬という時期に行われることに加え、ハンデ戦であるということ。この2点をベースにして考えれば、前走でどういったレースを走り、どういった結果を残していたかが最も重要なウェイトを占めるのは間違いないところ。
それを踏まえて過去10年分のデータを紐解いていくと、3勝、2着1回3着1回とダントツの結果を残しているのが前走パールS組。好走の勢いを買って恵ハンデの馬が激走するパターンだが、長らくこの時期の牝馬限定戦における王道となっていた同レースも2024年を最後に施行されておらず別の切り口を探っていく必要がある。
パールS【3.1.1.11】
福島牝馬S【1.2.2.24】
大阪城S【1.1.0.2】
都大路S【1.0.1.5】
下鴨S【1.0.0.4】
2勝クラス【1.0.0.2】
パールSを除けば福島牝馬S組が一定の結果を残しているように見えるが、複勝率で見れば17.2%に過ぎず信頼を置きづらい。加えて、馬券圏内に入った馬のうち勝ち馬は1番人気に支持された馬。今年は福島牝馬Sを勝ったコガネノソラ、そして同5着のテレサに11着のブラウンラチェットが出走予定だが、妙味としては期待薄と言わざるを得ない。
ここで全体を俯瞰し、前走のクラスを見てみるとGIは【0.0.0.9】、GIIは【0.2.2.7】、GIIIは【1.2.3.34】。それに対してオープンは【3.1.1.12】、3勝クラスが【5.4.2.39】と重賞競走を圧倒。
その中で最も好走例が多いのは3勝クラスだが、勝率10.0%、連対率18.0%、複勝率22.0%で単回収値は154と、重賞競走より遥かに高い信頼度と期待値。施行条件の変更された2025年は2着3着、21年には1着2着、19年にも1着3着があるなど、やはり主力となるのはこのゾーンになる。さらにレース間隔で絞り込めば中5週から中9週が【3.0.1.10】と最も成績がよく勝率21.4%、連対率21.4%、複勝率28.6%、単回収値も328と数字が跳ね上がり、今年はユキワリザクラが該当する。
またオープンはリステッド競走に限れば勝率18.2%、連対率27.3%、複勝率36.4%と最も高い好走率を誇る。加えて回収値で見ても単回値197で複回値104。今年の該当馬は前走・東風Sのヴァルキリーバースが登録。こちらはルメール騎手騎乗で人気を集めそうだが、他にもタガノエルピーダやテリオスララらにまで注意を払いたい。
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