2026年のメジャーリーグは、レギュラーシーズン全日程が終了。29日(日本時間30日)からは、全12チームによる世界一をかけた最後の戦いが始まる。岡本和真内野手が加入したブルージェイズは、シーズン終盤まで ワイルドカード枠争いを演じたものの、慢性的な貧打に苦しみ、ア・リーグ東地区最下位に沈んだ。
米メディア『ジ・アスレチック』のブルージェイズ担当ミッチ・バノン記者は28日(同29日)、今季を振り返るとともにチームの課題を指摘。来季の打線強化に鈴木誠也外野手ら日本選手の名前を挙げた。
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■地元記者が報道
今季のブルージェイズは、79勝83敗でア・リーグ東地区最下位。昨季ワールドシリーズでドジャースに敗れ、雪辱を期したシーズンだったが、ワイルドカード圏内まで5ゲーム差と振るわなかった。
チームが低迷した最大の要因は、打線全体の不調。とりわけ、主砲のブラディミール・ゲレーロJr.内野手が、144試合でわずか9本塁打、57打点と機能せず。OPSは.688まで落ち込んだ。新加入の岡本が33本塁打、92打点と気を吐いたものの、それに次ぐのはジョージ・スプリンガー外野手の15本塁打、アンドレス・ヒメネス内野手の59打点と今ひとつ。チーム152本塁打、616打点、648得点はいずれもメジャー30球団ワーストを記録した。
■ストライキの可能性も……
『ジ・アスレチック』のブルージェイズ担当ミッチ・バノン記者は28日(同29日)、「攻撃力、チームオプション、労働問題の不確実性:ブルージェイズにとって今オフシーズンの3つの大きな疑問点」と題した記事を掲載。来季の打線強化の有力候補に、カブスからFAとなる鈴木の名を挙げた。
同記者は、来季の打線強化について「ゲレーロJr.が本来の調子を取り戻す、アレハンドロ・カーク捕手が健康を維持する、そしてアディソン・バージャー外野手が復帰することによって、ある程度の改善は見込める」としながら、補強の必要性にも言及。「匿名を条件に取材に応じたリーグ関係者によれば、ブルージェイズは鈴木を獲得候補として追う見込みだ」と報じた。
また、ブルージェイズは阪神タイガースからポスティングされる可能性がある佐藤輝明内野手にも「必ず接触する」とコメント。「佐藤か鈴木のどちらかを獲得すれば、ブルージェイズはコーナーのポジションに長打力を加えられるだけでなく、日本市場でも本格的な存在感を示せる」と期待を寄せた。
MLBの現在の労働協約が12月1日(同2日)に失効するため、来季の球団運営は不透明な状況。バノン記者は「NPB球団からポスティングされる選手は、早い段階で移籍先が決まる可能性がある」と伝えている。
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