第31回秋華賞(18日/GI、京都芝2000m)には、無傷4連勝中のモンローウォーク、オークス2着のドリームコア、ローズS2着のエンネなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ラベルセーヌ」を取り上げる。
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目次
■ラベルセーヌ
春先までは筋肉量こそ豊富でも、胸前ばかりが発達した不格好なバランス。それがひと夏を越して別馬のように変貌したのだから驚くしかない。前走の上がり3F32秒3という極上の切れ味も、今の馬体を見れば合点がいく。そして成長を遂げた今回、大舞台に挑む。
1週前は美浦Wで6F85.3-68.6-53.3-38.1-11.5。春先までは重心の低さばかりが目立ち、前肢の力でグイグイと進んでいくような走りだったが、今はまるで違う。背丈が伸びて緩さが解消したことで、首の使い方からして実に伸びやか。最終追い切りは輸送を控えていることもあって、無理に負荷を掛けずに反応を確かめる程度。それでも直線へ向くと自らハミを取り、鞍上が抱えたまま鋭く加速してきた。最後までフォームに乱れはなく、溜めて弾けるという一連の動作にも余裕が感じられた。あれだけパワー優先だった馬が、いかにも芝で切れそうな走りへと変わったのだから大したものだ。
そもそもキズナ産駒らしい筋肉量の豊富さが、春先までは前ばかりに偏っていた印象。それが背丈の伸びと緩さの解消によって全体のバランスが整い、今ではトモ高の伸びやかな体型へと変貌を遂げている。血統から受け継いだパワーに、後肢を大きく使える柔軟性が加わったことで、走りの質そのものが変わったと考えられる。フローラSで伸び切れなかった頃とは、もはや別馬。仕上がり自体は順調そのもので、調教の動きにも注文はつかない。もっとも、気性が気性なだけに初の長距離輸送には一抹の不安も残るが、能力を発揮できる態勢は整っただけに、侮れない存在だ。
総合評価「S」
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