シヤ・コリシが語る“スポーツの力” ローレウス・スポーツ賞、最優秀チームはラグビー南アフリカ代表 

2月17日、世界のスポーツシーンに優れた功績を残した団体、選手らを表彰する『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』が開催され、ラグビー南アフリカ代表ローレウス年間最優秀チーム賞を受賞した。

ラグビー南アフリカ代表は2019年のラグビーワールドカップ日本大会(W杯)で優勝。12年ぶり3度目の世界一に輝いた。

Getty Images for Laureus

この優勝は、未だに多くの困難を抱える多民族国家・南アフリカに連帯をもたらし、優勝決定の瞬間には人々が広場で喜びを分かち合った。南アフリカ全土をツアーした優勝トロフィーのお披露目パレードも各地で熱狂的なファンに迎えられた。

南アフリカ代表初の黒人主将としても注目を集めたシヤ・コリシ選手は、受賞スピーチで「私たちはそれぞれの課題を抱えていますが、愛するラグビーというスポーツの下で1つになり、同じ目標を共有しました」とコメントしている。

シヤ・コリシが語るスポーツの力「子供たちの人生を変えられる」

コリシ選手は南アフリカでも貧しい地区の出身。子供時代には「通学用の靴が買えず、食べる物にも苦労」する生活だった。そんな自分の幼少期を振り返りながら「いまではここに立ち、W杯優勝チームのキャプテンになっています」と語りかける。

「W杯での優勝は南アフリカを団結させただけではありません。私たちは多くの子供へ夢の実現に必要な刺激を与えることができました」

Getty Images for Laureus

そして、コリシ選手は「全てのスポーツマンへ」というメッセージでスピーチを締めた。

いまやっていることを続けて下さい。それはあなただけのものではありません。あなたを見ている人がいます。私たちは政府、政治家にはできない方法で人々の生活に触れることができます。

より直接的な方法で子供たちの人生を変えられるのです。その子がどこの誰か知る必要はありません。彼はあなたを見て『いつか自分も同じことをやってみたい』と言うでしょう。皆さんありがとうございました。このあともお楽しみください」

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