ブレイディ・テネルがシーズン終了を報告 世界選手権中止を悲しむも「素晴らしいシーズンでした」

 

ブレイディ・テネルがシーズン終了を報告 世界選手権中止を悲しむも「素晴らしいシーズンでした」
(c)Getty Images

女子フィギャアスケート米国代表のブレイディ・テネル選手がインスタグラムを更新した。今回の投稿ではファンにシーズン終了を報告している。

今シーズンのテネル選手はグランプリシリーズのスケートアメリカで2位全米選手権では3位に入り、優勝した2018年から3大会連続で表彰台に上った

四大陸選手権では銅メダルを獲得。平昌五輪アメリカ代表で団体銅メダルを獲得しているが、個人での主要国際大会メダルは初めてだった。

テネル選手は世界選手権のため準備していたが、大会は新型コロナウイルスの影響により中止が発表された

突然のシーズン終了を告げられたあと、テネル選手は「このプログラムを演じることは、私に大きな喜びを与えてくれました。その喜びを分かち合えるなら何でもしたいと思っていましたが、どうやらその運命ではなかったようです。みんな健康に気をつけて」とインスタグラムに無念を綴っていた。

望まぬ終わり方も前向きに

予期せぬ形でシーズン終了を迎えたが、すでにテネル選手は来シーズンに目を向けている

321日の投稿では「新しい機会に向けて前を向いていきたいと思います。最後になりましたが、今シーズンを忘れられないものにしてくれた家族、友人、コーチ、ファンの皆さんに感謝します。すべての瞬間を愛していました。みんなが望んでいたような終わり方にはなりませんでしたが、素晴らしいシーズンでしたし、それをみんなと共有できて本当に幸せです」とポジティブなメッセージを綴った。

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