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西武・今井達也、“感覚を失わないこと”をテーマに調整 「今の時期をマイナスに捉えないように」

西武・今井達也、“感覚を失わないこと”をテーマに調整 「今の時期をマイナスに捉えないように」
球団提供

埼玉西武ライオンズが4月22日、今井達也投手が21日に行った練習内容を公開した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響によりチーム練習を取りやめている西武。今井投手が球場入りするのは13時頃。

現在は自主練習でもチームを「午前組」と「午後組」に分けており、両者の接触を避けるために選手たちは指定の時間にメットライフドーム、またはライオンズトレーニングセンターにやってくる。

若手中心の午後組のなかで今井投手も黙々と調整を続けている。21日は田村伊知郎投手、與座海人投手、浜屋将太投手らと練習。ストレッチをした後に軽くキャッチボールを行い、ブルペンに入った。

自主練習期間ということでブルペンキャッチャーも不在。そこで捕手役に名乗りを挙げたのは田村投手だった。今井投手と田村投手は2017年新人合同自主トレでキャッチボールをしていた仲。プロ入りから気心知れた相手に、ストレート、カットボール、カーブ、スライダー、ツーシームなど約15分間投げ込んだ。

4〜5割の力ですね」と今井投手は涼しい顔で振り返った。開幕が見えないなかでも「感覚を失わないことをテーマに」練習している。

若獅子寮でも新型コロナ感染対策

球団提供

現在は若獅子寮で暮らす今井投手だが、感染予防もこまめに行っている。

密閉空間を作らない、その他、手洗い、うがい、アルコール消毒をこまめにやってます」

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寮の中では間隔を空けて食事を取るなど、同居する選手同士での感染対策も敷かれている。

今の時期をマイナスに捉えないように。投げ込みやトレーニングできる期間などができました」と前を向いた今井投手。日々、練習メニューを「考えながら」行う日々だが、遊撃の位置についてノックを受け軽快なフィールディングを見せることもあった。

今だからこそ、普段できないことを取り入れながら、身体のキレを保ち、最高の状態で開幕ができるように調整を続けていく。

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