【競馬】「金鯱賞」3連複3点の少点数勝負 道悪巧者でもアノ馬は“消し”

昨年、無敗で牝馬三冠を達成したデアリングタクトが始動する金鯱賞

当レースは2017年に3月中京で施行されるようになり、とくに近年はトップホースの参戦が目立つ。2018年には後に大阪杯でGI初制覇となるスワーヴリチャード(金鯱賞1着)、菊花賞と有馬記念のGI2勝馬・サトノダイヤモンド(同3着)が参戦した。

2019年はさらにハイレベルの一戦となり、朝日杯フューチュリティS覇者のダノンプレミアム(同1着)、同年に春秋グランプリを制するリスグラシュー(同2着)、後に大阪杯を制するアルアイン(同5着)らが出走した。昨年も前年の皐月賞馬・サートゥルナーリアが“格”の違いを見せつける圧勝を見せ、金鯱賞はもはやトップホースの主要ステップレースという位置付けにある。

今年も、前述のデアリングタクトのほか、香港ヴァーズ優勝のグローリーヴェイズ、GI戦線で活躍を続ける菊花賞馬・キセキ、マイルGI馬・ペルシアンナイトと、GI馬4頭が集結。これに重賞3連対中のブラヴァス、前走・リステッド競走の白富士Sで4連勝を飾ったポタジェなど、新興勢力も加わる。

しかしながら、10頭立ての少頭数立てだけに、ここは点数を絞り込んだ馬券で勝負したい。

■デアリングタクトともう1頭の軸馬

点数を絞る上で重要なのは、軸選びと券種。

まず牝馬三冠・デアリングタクトは、ジャパンCでアーモンドアイとコントレイルに0秒2差の3着の実績が示すとおり、古牡馬相手でもトップクラスに位置するのは疑いようがない。

天候が崩れて道悪は濃厚だが、馬場も不問。むしろ、重馬場で施行され、阪神芝1600m1分36秒1を要した桜花賞の圧勝ぶりを見れば、道悪巧者の部類にも思えてくる。

しかし、デアリングタクトが金鯱賞を選択した理由に、左回りの“試行”という背景があるのは気がかり。確かに、ジャパンCは直線で内に大きくモタれる仕草を見せた。もともと調教でも苦しくなるとモタれる馬で、GII戦とはいえ、これが実戦で出ればよもやの取りこぼしもある。

そう考えると、券種は3連複がよさそうだ。オッズ的にも3連単は、前売りでデアリングタクト→グローリーヴェイズ→ブラヴァスで16倍、以下もデアリングタクト絡みは20倍台と、リターンよりリスクのほうが大きい。

軸の1頭目をデアリングタクト、券種を3連複にするとして、肝心なのは2頭目の軸馬だ。

2番人気が予想されるグローリーヴェイズは昨年、道悪の宝塚記念で17着に大敗しており、馬場悪化が懸念される。しかし、宝塚記念の敗因はほかにもあり、急転中止となったドバイで足止めを食らった後であった点、これに陣営の想定より馬体重が輸送で減らず前走比プラス14キロだった点にある。

実際、立て直された秋の京都大賞典は、宝塚記念ほどではないが稍重で施行されるも、キセキ以下をねじ伏せて完勝。今回、中間の調教では唸るような動きを見せており、デキに関しても申し分ない。

3連複の軸2頭はデアリングタクトグローリーヴェイズの実績馬2頭でいい。続いて相手探し。ここで絞り込むことで、1点あたりの資金を厚めに分配できる。

◆【結論】「金鯱賞」道悪巧者でもアノ馬は“消し” 3連複3点の相手3頭とは……

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、盲点となる穴馬の発掘を追求し続けている。

twitterアカウントはこちら⇒『SPREAD』編集長・山田


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