【プロ野球/打率TOP5】好不調トレーダー 広島・菊池涼介は15試合連続安打

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セ・リーグは阪神が2位・広島に2.5ゲーム差をつけて首位を独走。先週は巨人に2勝1敗、DeNAに3連勝を決め、開幕からの5カードのうち、4カードで勝ち越しとなった。

阪神はチーム打率.254がリーグ2位ながら、チーム65得点は2位・DeNAの54得点を11得点も上回っており、いかに効率よく打線を繋げているかが見てとれる。先週、マルチヒット1回、猛打賞3回の糸原健斗が打率4割で2位に浮上し、本塁打・打点でサンズがトップと、上位打線の活躍が目を引く。

パ・リーグは楽天ソフトバンク西武が僅差で上位争い。打率ランキングの変動も目まぐるしく、現時点ではTOP5に楽天の4選手がランクインしている。

ここでは、4月11日終了時点におけるセ・パ打率TOP5の、安打数の推移グラフで「好不調」をチェックしていく。

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■セ・リーグ打率TOP5

広島・菊池涼介

▼今季通算
率.415|打65|安27|本4|点9|振10
▼最近6試合
率.308|打26|安8|本2|点3|振5

開幕から15試合連続安打を継続。コンスタントにヒットを量産しているだけでなく、最近6試合では本塁打2本、3打点とチャンスにも強く、現在リーグ1位のチーム打率.256と好調の広島打線を牽引している。今週前半は首位・阪神と直接対決。甲子園では昨季打率.267と球場別ワースト2位だが、今の調子なら攻略しそうだ。

阪神・糸原健斗

▼今季通算
率.400|打60|安24|本1|点8|振5
▼最近6試合
率.391|打23|安9|本0|点2|振2

開幕から11試合連続安打を記録していたが、8日の巨人戦でストップ。翌9日のDeNA戦も無安打に終わったが、10日にマルチヒット、11日は猛打賞と、V字回復に成功した。最近6試合で猛打賞2回。先々週の3位タイから2位に打率ランキングを上げてきた。今季、甲子園では12打数4安打の打率.333。引き続き注目の存在。

DeNA・牧秀悟

▼今季通算
率.383|打60|安23|本4|点14|振13
▼最近6試合
率.348|打23|安8|本3|点4|振5

最近6試合で本塁打3本、通算4本はリーグ3位タイと、今やチームの主砲として活躍中。逆転2ランを放った8日時点では、打率、打点ともにリーグトップの二冠にも躍り出た。阪神戦では2試合連続で無安打に終わるも、最終日に再び4号ソロ。現在、長打率.683と一発の魅力がある。ここまで対戦打率.467のヤクルト戦に挑む。

広島・鈴木誠也

▼今季通算
率.347|打49|安17|本3|点6|振8
▼最近6試合
率.474|打19|安9|本3|点4|振4

8日のヤクルト戦では、5打数4安打3打点、本塁打2本の大活躍。翌9日の巨人戦では宿敵・菅野智之から65打席目で初本塁打を放つなど、急上昇ムードが漂う。対阪神は今季打率.273と抑え込まれているが、昨季は打率.296の本塁打4本。うち2本は甲子園で飛び出たもので、引き続き一発にも期待したい。

ヤクルト・塩見泰隆

▼今季通算
率.333|打39|安13|本1|点8|振14
▼最近6試合
率.286|打14|安4|本0|点0|振5

スタメン出場した11日の中日戦ではマルチヒットを記録。チームは敗れたが、得点に絡む出塁で貢献した。7日は代走のみで打席に立っていない、5試合のうち3試合でヒットを記録と上々の内容を見せ、打率TOP5にランクイン。今季、対DeNAは10打数6安打で打率.600、本塁打1本もあり、さらなる活躍のチャンス。

■パ・リーグ打率TOP5

楽天・茂木栄五郎

▼今季通算
率.375|打40|安15|本4|点13|振9
▼最近6試合
率.235|打17|安4|本2|点5|振6

先週は3日のオリックス戦で4打席連続の四球からスタート。その後、リズムが崩れそうになったが、6日の西武戦では勝ち越し弾、8日には先制弾と追加点タイムリーを含めた猛打賞と、要所できっちりと役目を果たした。今週前半は本拠地で迎えるロッテ戦。今季、対ロッテの対戦打率.600と相性がよく、首位キープのキーマンとなる。

楽天・浅村栄斗

▼今季通算
率.313|打48|安15|本1|点5|振11
▼最近6試合
率.364|打22|安8|本0|点3|振2

ソフトバンク3連戦のカード最終日こそ無安打に終わったが、最近6試合でマルチヒット3回と、ヒットを量産中。7日の西武戦では先制タイムリー、10日のソフトバンク戦では逆転タイムリーと、チャンスの場面で貴重な一打を放った。今季1号はロッテ戦でのもの。そろそろ一発も飛び出す頃か。

ソフトバンク・栗原陵矢

▼今季通算
率.308|打52|安16|本2|点11|振9
▼最近6試合
率.350|打20|安7|本1|点6|振3

楽天の打者が占める現在の打率TOP5の中で、唯一ランクイン。最近6試合の打率は3割を超え、何より3試合で打点を記録し、計6打点とチームに貢献している。6日の日本ハム戦では2ラン、7日はランナー2人を返す2ベース、10日の楽天戦では先制タイムリーを決めた。今季、ここまで10打数無安打のオリックス戦が勝負どころ。

楽天・辰己涼介

▼今季通算
率.306|打62|安19|本5|点12|振13
▼最近6試合
率.417|打24|安10|本3|点9|振6

11日のソフトバンク戦こそ無安打に終わったが、最近6試合でマルチヒット3回、猛打賞1回で、打率4割超えと好調。しかも、1週間で本塁打3本と、一発でチームの勝利に貢献している。6試合でじつに9打点の荒稼ぎ。対ロッテは今季、13打数4安打で打率.308。二塁打2本、本塁打1本と長打も出ており、今週前半から注目の存在。

楽天・小深田大翔

▼今季通算
率.298|打57|安17|本0|点2|振6
▼最近6試合
率.318|打22|安7|本0|点1|振5

辰巳と並んで打線の起点として活躍し、最近6試合でマルチヒット1回、猛打賞1回を記録。打点こそないが、3得点と点に絡んでおり、4割近い出塁率でチームに貢献している。今季、対ロッテは11打数1安打の打率.091とここまでは抑えられており、打率.385を誇る日本ハム戦まで好調をキープできるかがカギとなる。

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データ提供・共同通信デジタル
文・SPREAD編集部


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