【MLB】「ゲームを支配」菊池雄星の圧巻ピッチングに米紙も称賛 メジャー3年目、進化を遂げる

オリオールズ戦で好投したマリナーズ・菊池雄星(2021年5月5日)(C)Getty Images

シアトル・マリナーズ菊池雄星投手が30日(日本時間31日)、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦で今季10度目の先発登板。6回2/3を3安打2失点で3勝目(3敗)を挙げた。5回まで無安打無得点に抑える快投で、チームの4連勝に貢献した。

【動画】圧巻の投球 6試合連続QSの7回2失点で3勝目

■5回までノーヒットに抑える

堂々たるピッチングだった。菊池は1回、リーグトップの16号本塁打を放っているレンジャーズ3番ガルシアをスライダーで空振り三振に切って取るなど上々の立ち上がり。

2、3回も三者凡退で退け、ここまでパーフェクト。4回2死から遊撃手の悪送球で初めて走者を許したが、後続を抑えて事なきを得た。

5回も三者凡退で無安打を続けたが、6回先頭の8番カルフーンにスライダーを合せられ、初安打を許した。それでも、続く9番トレビノをチェンジアップで三ゴロ併殺に抑えるなど無得点で切り抜けた。

好投を続けていた菊池だが、7回につかまった。4番ギャロに2ランを浴びた。続くデービスをゴロで二死にしたが、6番ローに四球を与えたところで交代となった。

104球で3安打1四球5奪三振、2失点。6試合連続のクオリティスタートを達成した。最速は98.5マイル(約158.6キロ)だった。チームはその後、リリーフ陣が踏ん張り、4-2で勝利した。

「すべてのボールを自信を持って投げられている」と本人が試合後に振り返ったように、直球、カットボール、スライダー、チェンジアップなどを自在に操った。ストライク率は7割を超え、マリナーズのスコット・サービス監督も「安心して見ていられる」と、高い制球力に目を細めた。

■次回登板では高校の後輩、大谷と対決へ

最近は頭脳的な投球を披露している。この試合でも、レンジャーズ打線のカットボール狙いを察知すると、そのカットボールはボールゾーンに投げてファウルを誘い、最後はそのほかの球種で勝負するなど、メジャー3年目を迎えて相手を冷静に分析する余裕も身に付けたようだ。

米地元紙『シアトル・タイムズ』も「レンジャーズ相手にスイープ。勝率を5割に戻した」とする記事を掲載。その中でも5回まで無安打に抑えた菊池のピッチングを「試合を支配した」と称賛した。

次回の登板はロサンゼルス・エンゼルス戦(現地6月5日)の予定。岩手・花巻東高の後輩、大谷翔平との対決に注目が集まりそうだ。

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文・SPREAD編集部


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