【陸上】山縣亮太の日本新で夢が膨らむ400メートルリレー 9秒台ホルダーが4人そろう豪華布陣も

6日に行われた陸上・布勢スプリントの男子100メートル決勝で、山縣亮太が9秒95の日本記録で優勝。サニブラウン・ハキームが2019年に出した従来記録を0秒02縮めた。これで9秒台に突入した日本人はサニブラウン、桐生祥秀、小池祐貴に続き4人目となった。

◆【動画】決勝で日本新記録・9秒95の圧巻の走りを見せる山縣亮太

■「10秒の壁」を破った4人でのリレーに期待

山縣亮太が9秒95の日本記録を樹立したことで、期待が膨らむのが400メートルリレー(4×100メートル)だ。100メートルの9秒台ホルダーが4人そろうという豪華布陣も可能になり、目標である金メダル獲得が視野に入ってきた。

もちろん、まだ代表メンバーが決まったわけではないが、2016年リオ五輪400メートルリレーの銀メダリスト山縣と桐生祥秀(100メートル自己ベスト9秒98)、100メートルの前日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(同9秒97)、安定感が光る小池祐貴(同9秒98)と「10秒の壁」を突破している4人が並ぶことになれば、世界的に見てもハイレベルなメンバー構成だ。

現在、100メートルの東京五輪参加記録(10秒05)を4人以上が突破している国は、日本を除けば米国、ジャマイカ、英国の3カ国しかない。これまでの日本はライバル国に走者一人ひとりの記録で劣っていたとしても、バトンパスなど優れたリレー技術でカバーしてきた。だが、「9秒台が4人」というのは個の力でも十分に海外勢と戦える陣容。持ち前のリレー技術と世界レベルに到達した個の力が融合すれば、2大会連続のメダル獲得も濃厚になってくる。

■運命の日本選手権は24日から

いずれにせよ、2019年は肺気胸、2020年は右膝違和感に苦しんだ山縣が完全復活したことで、「3枠」の男子100メートル代表争いは一層ヒートアップ。24日からの日本選手権で3位以内に入れば代表入りが決まるが、4人の9秒台ホルダーのうち少なくとも1人は代表落ちとなる過酷な選考レースに注目だ。

■陸上の五輪代表は、各種目最大3人が選ばれる。参加標準記録を突破するか、世界陸上の成績などで出場資格を満たすことが最低条件。その上で日本選手権3位以内に入れば、代表入りが決まる。個人種目の100メートル代表選手は4×100メートルリレーに、400メートル代表選手は4×400メートルリレーにエントリーされる。各リレー種目の代表選手は、日本選手権などの成績を基にリレーの特性を考慮して選考される。

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文・SPREAD編集部


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