7月4日に福島競馬場で行われる第70回・ラジオNIKKEI賞(GIII、芝1800m)の過去10年データを紹介する。
前走NHKマイルカップでは11番人気と低評価ながらも4着に好走したリッケンバッカー(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎)、スプリングSでは敗れたものの3着まで追い詰める脚をみせたボーデンは大器を感じさせられる一頭で秋に向けて飛躍したいところ。
他にも皐月賞にも出走したアサマノイタズラや、スペシャルドラマ、タイソウ、ヴェイルネビュラ、シュヴァリエローズなども虎視眈々と狙っている。
秋の3歳路線を占う一戦はどの馬が勝つのか、注目の一戦となる。
ここでは「前走ローテ」を分析していく。
◆【ラジオNIKKEI賞2021/人気傾向】1番人気は素直に信頼も特筆すべきは8番人気、単勝回収値は驚愕の「477」
■前走1600mの複勝回収値は驚愕の「174」
過去10年、最多勝利を挙げている前走ローテはプリンシパルS組で【2-0-1-7】の勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率30.0%となっている。
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前走別の成績に分けてみると、成績は以下の通り。
プリンシパルS【2-0-1-7】勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率30.0%
白百合S【1-2-0-7】勝率10.0%、連対率30.0%、複勝率30.0%
500万下【1-0-1-9】勝率9.1%、連対率9.1%、複勝率18.2%
京都新聞杯【1-0-0-5】勝率16.7%、連対率16.7%、複勝率16.7%
好アベレージの前走ローテを使ってきた馬は、プリンシパルS組のスペシャルドラマの一頭のみとなっている。
![](https://spread-sports.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/1624953154-320011650.jpg)
また、前走の距離別に成績を分けてみると以下の通り。
1600m【1-2-5-26】勝率2.9%、連対率8.8%、複勝率23.5%
1800m【3-3-1-35】勝率7.1%、連対率14.3%、複勝率16.7%
2000m【3-2-3-23】勝率9.7%、連対率16.1%、複勝率25.8%
2400m【1-2-0-9】勝率8.3%、連対率25.0%、複勝率25.0%
前走は1800mか2000mだった馬が中心。
1600mからの臨戦は【1-2-5-26】と出走頭数の割には振るわず、リッケンバッカーにとっては不吉なデータとなる。
また、以外にも前走2400mを使った馬が度々好走していて複勝回収値は「105」を誇る。このデータには前走青葉賞で13着と大敗したノースブリッジがこれに該当する。
◆【ラジオNIKKEI賞2021/脚質傾向】近年逃げ馬が活躍も馬券のヒントは「中団から脚を使える」
文・SPREAD編集部
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