【函館記念/追い切りジャッジ】洋芝巧者に満点「S」評価、長距離輸送の疲れもなく「圧巻の動き」

■トーセンスーリヤ

【中間調整】前走・新潟大賞典では好位から粘り0秒1差の4着。逃げたマイスタイルが最下位に沈むタフな流れを追い掛けた分、終いで切れ負けした格好だが力は十分に示せた一戦だった。昨年は新潟大賞典から宝塚記念→札幌記念というローテを歩んだが、宝塚記念後に夏バテ気味となり札幌記念は満足な状態で走れなかった経緯が。その後、蹄を痛めて昨年後半を棒に振ったこともあり、今年は間隔を取って函館記念を目指すことになった。まずは美浦に戻し坂路とウッドを併用し、心身をレースモードに戻す。1週前追いとなる美浦ウッド単走では5F65秒6と、稽古駆けするこの馬らしい好時計を馬なりでマーク。この時点でほぼ仕上がったようだ。

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【最終追い切り】輸送後の状態確認、そして鞍上・横山和騎手とのコンタクトを深めるため函館ダート単走。序盤は折り合いに専念し、直線では滑らかな加速を披露。単走とは思えない気迫を見せ、終いは体調の良さを感じ取った鞍上が意識的に仕掛けると豪快な伸びで応えた。

【見解】先週、美浦での動きが豪快だったが今週の動きも圧巻。人馬の呼吸はぴったりだし、長距離輸送を経た疲れは一切感じられない。得意の洋芝戦で重賞2勝目を狙える態勢は整った。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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