【函館記念/追い切りジャッジ】ベテラン二刀流に「A」の高評価、前走後「闘志にしっかり火が点いた」

■ハナズレジェンド

【中間調整】しばらくダート路線を歩んでいたが、転厩初戦だった前走・都大路Sで久々に芝で使われた。最後方から直線では内を突き、前が残る流れの緩い展開ながら0秒3差5着に食い込み改めて芝でやれるところをアピール。その後は短期放牧を挟み、函館記念に絞って栗東で調整を再開。6月20日の坂路15-15でピタッと折り合い、ベテランらしい落ち着きを見せると、以降は順調に攻めが強められている。1週前の坂路ではラスト2Fで12秒3-12秒3を馬なりでマーク。坂路でそこまで走らない馬とては、出色の切れを見せた。

【最終追い切り】最終追いは函館芝で。藤岡佑騎手を背に、3頭集団で進んでいるところへ外を大きく回してマクり上げる実戦想定の併せ馬。距離ロスは当然あるが、お構いなしにあっさりと抜け出すとそこからは鞍上がセーブする余裕を見せる。結局、余力を大きく残し、迫ってきた相手1頭を迎え入れ併入した。追えばいくらでも突き放せそうな雰囲気に好感。

【見解】前走は稽古こそ入念だったが、まだ気持ちが乗っていないような感じ。そのレースを使ったことで一気にピリッとしてきて、闘志にしっかり火が点いたようだ。体調もグンとアップし、今週は長距離輸送を経た後とは思えない活気あふれる動きを見せた。8歳馬とは思えない若々しさがあり、洋芝との相性も良さそう。大駆け注意。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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