【函館記念/追い切りジャッジ】カフェファラオに「A」評価も「まだ気持ちが乗ってこない」

■カフェファラオ

【中間調整】フェブラリーS勝ち馬として1番人気に推されて臨んだ前走・かしわ記念だったが、地方コースがやはり不得手なのか1秒1差5着に終わっている。その後在厩で調整を続け、小回り適性の見極めと今後の可能性を探るため、陣営は北海道シリーズの函館記念札幌記念というローテを6月末に決定。7月頭に函館に輸送を済ませた。現地での初時計はウッドコースで行われ、ここでしっかり攻めたことでしっかりガス抜きができたようだ。

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【最終追い切り】ハンデ次第で函館記念は見送り、札幌記念一本に絞る可能性もあったが今週頭に発表されたハンデは58.5キロ。許容範囲内だったようで出走にゴーサインが出ている。最終追いは本番と同じ函館競馬場の芝コースで併せ馬。C.ルメール騎手が騎乗し、3歳未勝利を目標に置いて進むと、やや頭が高い素振りを見せるも、直線に入ると自ら気持ちを乗せて楽に抜き去るいい動きを披露した。

【見解】美浦に在厩、そして函館に輸送して調整が続けられているがしっかり前走のダメージをケアしてから立ち上げられており、疲れは気にする必要はないだろう。函館入りしての動きは上々で、最終追いでの芝とのフィット感は申し分なし。芝でも十分力を出せるだろう。最終追いで頭の高さを見せ、まだ若干だけ気乗りしていないような感もあるが、そこまで大きな割引材料ではない。58.5キロ、小回りコースとクリアすべきハードルは高いが、気配そのものはほぼ万全。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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