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【函館記念&中京記念/騎手データ】人気馬でも過信禁物…函館で結果を一切残せていない意外な“名手”とは

【函館記念&中京記念/騎手データ】人気馬でも過信禁物…函館で結果を一切残せていない意外な“名手”とは

18日は函館競馬場で伝統のハンデ重賞・函館記念(GIII、芝2000m)、小倉競馬場で中京記念(GIII、芝1800m)が行われます。

中京記念は2012年から2019年にかけて中京芝1600m、昨年は阪神芝1600mと、2012年以降はマイルの距離で行われきましたが、今年の舞台は小倉芝1800m。そのため先週のプロキオンSと同様に今年は別物として考えた方が良さそうですね。

今回は2000年以降の函館記念過去データ(札幌で行われた2009年を除く)、2000年以降の小倉芝1800m戦(OP以上)の過去データを基に騎手データを見ていきましょう。

◆【中京記念2021予想/騎手データ】小倉芝1800m戦(OP以上)では鮫島克駿騎手に要注意

■函館記念は吉田隼人騎手に注目

まずは2000年以降の函館記念(札幌で行われた2009年を除く)の成績データを基に、今年の函館記念に乗り鞍がある騎手の成績を表にまとめています。なお、水口優也騎手、横山和生騎手、亀田温心騎手、泉谷楓真騎手、秋山稔樹騎手、坂井瑠星騎手の6名は函館記念初騎乗となるためご注意ください。

[2000年以降]函館記念の騎手別成績(札幌で行われた2009年を除く)

過去函館記念に騎乗経験がある10名の騎手の中で、着順と人気のバランスに優れ、高い連対率も残せているのが吉田隼人騎手です。2013年のアンコイルド(7番人気2着)、2017年のタマモベストプレイ(14番人気2着)、2020年のアドマイヤジャスタ(15番人気1着)と人気薄の馬を激走させてきました。背負う人気を思えば、驚異的な成績と言え、函館記念では押さえて損のない騎手です。

同騎手は前日17時30分時点で11番人気のアドマイヤジャスタ(牡5、栗東・須貝)に騎乗予定。2年連続の激走となるか注目が集まります。

■武豊騎手は過信禁物 C.ルメール騎手は絶不調

一方、函館記念で人気に比べると着順の落ち込みが目立つのが、日本競馬界の顔である武豊騎手とC.ルメール騎手です。

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武豊騎手は2013年に3番人気のトウケイヘイローを勝利に導いていますが、2011年のミッキーペトラ(2番人気16着)、2017年のステイインシアトル(2番人気15着)の結果が尾を引いているかたちに。2004年には1番人気のファインモーションで2着に敗れており、相性のいい重賞とは言えません。同騎手は前日17時30分時点で4番人気のワールドウインズ(セ4、栗東・武幸)に騎乗予定ですが、過信禁物かもしれません。

そして武豊騎手以上がかわいく見えるほど、この重賞で大不振なのがC.ルメール騎手。2017年サトノアレス(1番人気6着)、2018年トリコロールブルー(1番人気6着)、2020年レイエンダ(2番人気11着)と人気馬に跨りながら一切結果を残せていません。人気馬で3着すら外してしまう結果となっており、データ上は嫌ってなんぼの騎手。

同騎手は前日17時30分時点で1番人気のカフェファラオ(牡4、美浦・堀)に騎乗予定。初芝でトップハンデを背負うダートGI馬が1番人気に推されている状況なら、騎手データも考慮してバッサリ切ってしまう方が高配当馬券にありつけそうです。

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