【アイビスSD/データ攻略】上位人気想定モントライゼに降りかかる「連対率0%」データ

今週は新潟競馬場でアイビスサマーダッシュ(芝1000m)が行われる。

日本で唯一、直線競馬で施行される重賞。極めて特殊な舞台ゆえリピーターの好走も目立っており、反対に初の直線競馬だった馬が人気を裏切るシーンもたびたび見られている。

この記事ではデータ面からアイビスサマーダッシュを紐解き、攻略への糸口を見つけていきたい。

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■オールアットワンスを後押しする「馬券内率75%」データ

デビュー以降、一貫してスプリント戦を選択。着実に戦績を積み重ねてきたオールアットワンス。

前走葵Sはモントライゼに先着をはたしており、この路線では世代上位クラス。そんな同馬を後押しするのがこちらのデータだ。

・オープンクラス3着内がある3歳牝馬【0-2-1-1】

馬券内率に換算すると75%。5人気2着フクノドリームや4人気3着レジーナフォルテなど際立った人気ではなかった馬も該当しており、信頼度の高いデータと言えそうだ。

直線競馬の主ともいえるライオンボスが6歳を迎え、混とんとするこの路線。確かな先行力に加えて外枠を引き当てることができた運も見逃せないところだ。

■モントライゼの鬼門は「連対馬ゼロ」のダイワメジャー産駒

京王杯2歳Sで重賞初勝利。今年に入り未勝利も、世代トップクラスの短距離適性を誇るモントライゼ。

夏競馬でも存在感を放つ川田将雅を背に挑む舞台だが、今回はマイナスデータが立ちはだかる。

・ダイワメジャー産駒の成績【0-0-1-6】

アイビスサマーダッシュ×ダイワメジャー産駒。この組み合わせは鬼門となっており、連対率0%という数字が叩き出されてしまっているのだ。

走るたびに道中通過順を下げてしまっている現状から、直線競馬への適性も気がかり。モントライゼにとって直線1000mは高いハードルと言えそうだ。

後編ではデータ面から浮上するアイビスサマーダッシュの穴馬候補2頭を紹介する。

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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「アイビスサマーダッシュ」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家

競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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