【アイビスSD/追い切りジャッジ】最高の動きをみせた牝馬に「S」評価 外厩の基礎鍛錬で「心身共に抜群の仕上がり」

■オールアットワンス

【中間調整】前走・葵Sが3カ月ぶりの一戦。先行集団を見る位置でレースを進め、勝ち負けには絡めなかったがジワッと脚を使って0秒1差の3着に入った。レースごとの消耗が大きいタイプのようで、これまで通り前走後は放牧で次戦への態勢を整え、7月15日に帰厩後の初時計。終いだけ重点だったが、柔軟な脚捌きから1秒以上先に行かせた3歳未勝利馬と楽に併入している。体の回復は万全で、放牧で緩んだ雰囲気は一切感じさせなかった。

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【最終追い切り】最終追いはウッドを馬なり単走。意識的にゆったり入り、時計となったのは4Fから。直線での促しへグンと重心を沈めて応え、最後は単走とは思えない気迫を出して伸びた。馬場の真ん中をブレなく走れているのも好感で、精神面はすこぶる良好だろう。

【見解】帰厩後の速い時計は2本のみ。しかし中舘厩舎は外厩で最低限の基礎鍛錬を済ませて戻す傾向があるし、この馬自身かなり仕上がりが早いタイプでこれまでのレースでも少ない本数で問題なく状態を整えてきた。今週の動きは気迫十分といった雰囲気で、動きもダイナミック。絶好の仕上がりにあり、格上挑戦でも勝ち負けを意識できる。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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