【MLB】「ショウヘイに迫る選手いない」大谷翔平、2冠射程でMVPレースも独走へ

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地アナハイムでのコロラド・ロッキーズ戦に「2番DH」で先発出場し、第3打席に2試合ぶりの本塁打となる36号2ランを放った。この日は4打数1安打2打点、1四球2三振で打率は.276となった。チームは3-12で大敗。連勝は3でストップし、勝率は5割に戻った。

◆【実際の映像/今季36号】打った瞬間からエンゼル・スタジアムのファン総立ち、大谷翔平の“確信”特大アーチ

■36号でゲレーロJr.に4差。打点は3差猛追

5回2死三塁、0-10で迎えた大谷の第3打席。ロッキーズの左腕ゴンバーのスライダーを右中間スタンド上段へ運んだ。2試合ぶりの36号2ランは、今季自身2位タイとなる飛距離463フィート(約141メートル)で、打球速度110.4マイル(約178キロ)、打球角度26度を記録。大敗ムードに染まったスタンドを一瞬にして歓喜に変える豪快なアーチだった。

解説者の元MLB投手、マーク・グビザ氏はこの本塁打を受けて、自身のTwitterを更新。「とんでもなく大きな爆弾。この男はアンリアル」とつぶやくと、マドン監督も試合後の会見で「完璧なスイング」と称賛した。

本塁打王争いで2位のゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に4本差をつけ、さらに打点も78に伸ばした。これで、81打点でトップに立つディバース(ボストン・レッドソックス)に3差に迫り、いよいよ2冠も視野に入ってきた。

■「ショウヘイは他の誰とも比べることはできない」

前日の同カードで「2番投手」として出場し、自身シーズン最多となる5勝目を挙げ、その翌日には特大の一発をお見舞い。米地元紙「USA TODAY」は27日、そんな勢いの止まらない「二刀流」のMVP争いについて特集記事を掲載した。

その中で、マドン監督は「私からすれば僅差にさえなっていない」と話し、ゲレーロJr.との一騎打ちとされる風潮を一蹴した。その理由として「彼がやっていることはとてもユニークで、他の誰とも比べものにならないほどだ」とし、同じ土俵で語れないという点を強調した。

記事では、大谷自身が語ったMVPについてのコメントも紹介されている。大谷は通訳を介して「MVPの話を聞いてとてもうれしいのですが、これまで打者と投手を一緒にやってシーズンを終えたことがないので、まずは健康であること、そして今シーズンをしっかりと終えること、それが私の一番の関心事です」と答え、「最後に賞がついてくれば、それが最高のシナリオだと思います」と締めくくった。

本塁打王と打点王の2冠を射程に捉え、安定したピッチングでローテーションを支える大谷。残り2カ月ほどとなったレギュラーシーズン、MVPレースの先頭を走り続けることは間違いなさそうだ。

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文・SPREAD編集部


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