【東京五輪/サッカー】吉田麻也「気持ちの強い方が勝つ」日本、銅獲得へ最後の力を振り絞れ

メダル獲得に向けて闘志を燃やす吉田麻也(C)ロイター

スペインとの準決勝は延長戦の末、0-1で敗れたU-24日本代表。決勝進出はならなかったが、まだ銅メダル獲得のチャンスは残されている。3位決定戦の相手は、準決勝でブラジルの前に散ったメキシコ。グループステージでも対戦した両者が、今度はメダルをかけて再戦する。激戦必至の試合は6日、埼玉スタジアムで20時にキックオフとなっている。

◆「手ぶらでは帰れない」五輪銅メダルを日本と争うメキシコ代表が宣言

■前回の敗戦を糧にするメキシコ

グループステージでの対戦は、日本が2-1でメキシコに勝利。久保建英堂安律のダブルエースがそろって得点するなど、日本が攻守にわたってメキシコを上回った。

ただ、今度の3位決定戦はそう簡単に行かないだろう。前回は日本が開始11分までに2点を挙げ、メキシコの出鼻を完全にくじいた。メキシコサイドは、日本のスピードやインテンシティ、スキルが想像以上で面食らったようだった。

しかし、グループステージでの敗戦は、メキシコにとって大きな糧となったはず。今度は立ち上がりに注意し、日本の特長である前線からの守備、連動したプレス、素早い攻守の切り替えなどに対し、策を講じてくるだろう。もちろん、久保と堂安という日本の得点源にも目を光らせ、徹底監視することは間違いない。

■3位決定戦へ必死に前を向く久保

対する日本は、グループステージのメキシコ戦で見せたパフォーマンスを再現したい。一度戦い、日本のリズムを体感した相手に対し、前回と同じゲームプランは通用しないかもしれないが、集大成としてこれまで取り組んできたサッカーで勝負すべきだろう。

ただ、今度の試合に限れば、技術や戦術よりも重要なのはメンタルであり、モチベーションだ。スペイン戦後、主将の吉田麻也が「あまり精神論を話すのは好きではないが……」と前置きした上で、「メダルを取りたいという気持ちが強い方が勝つと思う。いいリカバリーをして、最後メダリストになりたい」と述べたように、ここまで来たら勝利への執着が強い方が勝つだろう。久保も「もう出すこと全部やって負けたので、涙も出てこないです。まあ、次ですね」と、3位決定戦へ向けて必死に前を向いた。

金メダルへの道が閉ざされ、心は折れたかもしれない。それでも、もう一度自らを奮い立たせ、1968年メキシコ大会以来の銅メダル獲得へ力を振り絞ることができるか。日本の底力が試される時だ。

◆日本代表の歴史において誇るべき一勝 メキシコを凌駕したハイパフォーマンス

◆「手ぶらでは帰れない」五輪銅メダルを日本と争うメキシコ代表が宣言

◆【女子サッカー】カナダとスウェーデンが開始時刻変更を要求「湿度を考慮すると47度」

文・SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします