プロ野球レジェンドからの「金言」
「INNINGKING」レジェンドマッチに参戦するプロ野球OBから、長年の経験に基づく「展開予想のためのヒント」も到着。データだけではなく、実際の試合状況や選手の動きも大事にするべきというレジェンドの考えもふまえて試合を観戦すると、今まで気が付かなかったポイントも見えてくるはず。
広澤克実氏の「金言」
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初回、先発投手の立ち上がり、とくに球威は見るべし
巨人・メルセデス、ヤクルト・高橋奎二の両先発は最近立ち上がりに不安があり、その見極めは重要。打者も第1打席を見て、一巡後の勝負が望ましい
昨日調子がよかったからといって今日も活躍するとは限らないのが野球である。巨人はここにきて打者というより「打線」の繋がりは良化している
打者一巡後、出塁が期待できると判断できる打者に回るイニングは狙い目。ヤクルトは山田哲人と村上宗隆がキーマン
この2選手の第1打席を見て手応えを感じたら、以降のイニングでは勝負に出たほうがいい。川口和久氏の「金言」
先発投手は立ち上がりの内容を要チェック
注目すべきは、イメージ通りのボールを投げられているのかどうか。投手の基本でもある「外角への出し入れ」がしっかりできているか、「変化球の高低」は狙い通りか、捕手の構えたところに投げ込めているか……不安定な場合は2巡目に捕まる可能性あり。序盤にストライク先行の投球ができているか
ボールから入った場合でも、カウント1-1にすぐ戻せている場合、その投手はイメージ通りの投球ができているということ。好投の可能性大。際どいコースへの投球を、打者が悠々と見逃した場合は要注意
ボールにキレが不足している。足の速い打者、小技が得意な打者にまわる回に「攻撃ビリーブ」
打席で粘られたり塁上からプレッシャーをかけられると、投手はペースを乱しがち。一発勝負をかけるならこのタイミング。中尾孝義氏の「金言」
グラウンド整備後のイニングは要注意
試合の中で生まれるこういった「間」で選手のリズムが変わることもある。投手の修正力
高低や左右への投げ分けなど……序盤に捕手の構えと違うコースへの投球が続いた場合でも、早めに修正できれば試合をつくれるはず。好打者の条件は「広角打法」
実体験をふまえると、広角打法で知られた落合博満さんはやはりすごい打者だった。DeNAのオースティンや牧といった打者に回るイニングがポイントになりそう。飯田哲也氏の「金言」
イニングの先頭打者には注意すべし
四球やエラーなどの「ヒット以外」でランナーが出た場合、投手がリズムを崩し得点が入るシチュエーションになりやすい。今季のヤクルトは先発投手がカギ
劣勢でブルペンをつぎこみにくいチームなので、先発がどれだけ長く投げられるかが試合を有利に進められるポイント。テンポのいい投手はチームの士気が上がりやすい
守備の時間が長くなると、バッティングにも影響がでる。小気味よくストライクがとれる投手は援護点にも恵まれやすい。◆【全国のプロ野球ファンと“頭脳戦”】巨人戦リアル予想ゲーム「INNINGKING」の詳細はコチラ
