スペイン紙『マルカ』は16日、日本代表GK鈴木彩艶(パルマ)を特集。FIFAワールドカップ2026北中米大会・1次リーグのオランダ戦で好セーブを連発した守護神について、「日本の“ベンジ・プライス”だ」と称賛。柏を指揮するリカルド・ロドリゲス監督のコメントなどを掲載した。
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■キャプテン翼の「若林源三」に例える
オランダとの一戦に先発した鈴木は、好パフォーマンスを披露。4度の決定機を阻止し、勝ち点1(2-2)獲得に貢献した。
それに伴い、注目度も急上昇。『マルカ』は、「日本の“ベンジ・プライス”だ。18歳の時点で、すでに驚異的な身体能力を備え、ゴールマウスを広くカバーしていた」と題し、記事を公開した。
ベンジ・プライスとは、サッカー漫画「キャプテン翼」に登場するGK若林源三のスペイン名。「キャプテン翼」はスペインでも人気を博しており、同紙は主要な登場人物に例えて称賛した。
同紙は「GKはもはや日本のアキレス腱ではない」とした上で、鈴木が浦和在籍時に指導したロドリゲス監督に話を聞き、記事を展開した。
現在、柏で指揮を執る同監督は「私が浦和に赴任した時、彼は18歳だった。すでに今と変わらない体格を備えており、まさに並外れたフィジカルの持ち主だった。ペナルティーエリア内で存在感があり、大きな可能性も秘めていた」と振り返った。
■コーチとの出会いが「大きなプラス」
また、「GKコーチとしてジョアン・ミレッが浦和に来たことは、彼に大きなプラスをもたらした。腕の長さと脚力があるため、ゴールを広くカバーできるが、それに加えて空中戦への対応やポジショニングの面でも大きく成長した」と、飛躍のきっかけにも言及した。
23歳の鈴木は浦和のアカデミーで育ち、2021年にトップチーム昇格。ベルギー1部のシント=トロイデンへの期限付き移籍を経て、24年にセリエAのパルマへ完全移籍した。
順調にキャリアを重ねているが、同監督は「彼はセリエAのほか、プレミアリーグやラ・リーガでもプレーできるポテンシャルを持っている。継続的に試合へ出場し、自分に足りない部分を磨く手助けをしてくれる監督に巡り合えれば、もう一段階飛躍できるはず。彼がどこまで伸びるか、それは私にも分からない。ただ、間違いなく大きな可能性を持っている」と今後に期待していた。
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