ロッキーズの菅野智之投手は7月31日(日本時間8月1日)、本拠でのロイヤルズ戦に先発登板。6回2/3を5安打1失点に抑え、今季11勝目(4敗)を挙げた。これで6月以降負けなしの7連勝。チームの連敗を4で止める快投だったが、今夏のトレード候補として名前が挙がっており、米複数メディアは「ロッキーズでのラスト登板になった可能性がある」などと伝えた。
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■6回2/3を投げて5安打1失点
悪天候により、試合は1時間ほど遅れて始まった。それでも36歳のベテラン右腕は動じることなく、初回をわずか8球、3者凡退で退けた。
2回は先頭打者に左前打を許したが、次打者を併殺打に。2死からアイザック・コリンズ外野手に三塁打を浴びてピンチを迎えたが、ジョン レイブ外野手を遊ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。
3回以降は、5回まで圧巻のパーフェクト投球。1人の走者も許さず、付け入る隙を見せなかった。しかし、3点リードの6回。2死からカーター・ジェンセン捕手に15号ソロを浴びた。
ただ、今季はここまで21本のアーチを許しているものの、そのうち18本がソロアーチ。被害を最小限にとどめており、この日も安定感が揺らぐことはなかった。
7回もマウンドに上がった菅野は先頭に中前打を打たれ、その後2死二塁となったところでブルペン陣に後を託した。
この日は結局、6回2/3を5安打1失点にまとめて11勝目を挙げた。83球を投げて2奪三振、無四球という好内容。ロッキーズで11勝に到達した投手は、2021年に12勝11敗を記録したヘルマン・マルケス以来となった。
■公式「最後の登板になるかも」
スプリット、フォーシーム、カットボールを中心に、シンカー、スライダー、スイーパーを散りばめ、ロイヤルズ打線を手玉に取った菅野。6月以降は無傷の7連勝という無双ぶり。ただ、現地ではトレード要員として名前が挙がっている。
MLB公式サイトも「トレード期限を控え、菅野はロッキーズで最後になるかもしれない登板で快投」と記し、「彼はチームの再建に必要な戦力と交換される形で、他球団へ放出されることが有力となっている」と伝えた。
マウンドを降りる際には、観客から大きな拍手を送られた菅野。通訳を通じて「特別な瞬間。ロッキーズに来て良かった」などと話した。スタジアムは別れを覚悟したかのような雰囲気に包まれたが、移籍については「基本的には自分ではどうすることもできないこと。だから毎日ベストを尽くすだけだ」と述べるにとどめた。
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