【NBA】トランプ大統領、ダラスでの演説で「スポーツ史上最悪のトレード」に言及 “ドンチッチのレイカーズ移籍”を批判するも……

【NBA】トランプ大統領、ダラスでの演説で「スポーツ史上最悪のトレード」に言及 “ドンチッチのレイカーズ移籍”を批判するも……
レイカーズのルカ・ドンチッチ(C)ロイター

トランプ米大統領が9日(日本時間10日)、南部テキサス州ダラスで開かれている与党・共和党の党大会で演説に立ち、「マーベリックスが、ルカ・ドンチッチレイカーズに出したトレードは、スポーツ史上最悪のトレードとして語り継がれるだろう」と話し、会場を盛り上げた。

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■ダラスの地元ネタで関心ひく

トランプ氏が言及したのは、2025年2月に行われた「世紀のトレード」。マーベリックスは、当時所属していたスーパースターのドンチッチを、アンソニー・デイビスマックス・クリスティー、ドラフト1巡目指名権との交換でレイカーズへ放出した。

同氏はこの決断について「ダラス・マーベリックスは、この街にとって大きな存在です。今後、強いチームになってくれることを願っています」と前置きした上で「ただ、率直に言ってあのトレードは理解できません。少なくとも、スポーツ史上最高のトレードとして歴史に残ることはないでしょう。いや、むしろスポーツ史上最悪のトレードとして歴史に残るかもしれません」と指摘し、ダラスの支持者を盛り上げた」。

さらに「もしかしたら、あのトレードをやり直せるかもしれません。私はいつも取引をやり直しています。取引のことはよく分かっています。しかし、あのトレードだけは、どうにも理解できませんでした。きっとダラスの誰かが、私に説明してくれるでしょう」と続け、自身が得意とする“ディール”もしっかりアピールした。

■オーナーとの関係性はスルー

ドンチッチのトレードは、ダラスファンにとって現在も尾を引く不満の対象。そこで、同氏は地元チームの話題で支持者の関心をひき、さらに「私ならうまくやる」と自身の交渉術も披露した形だ。

ただ、マーベリックスの筆頭オーナー、ミリアム・アデルソン氏は同氏の大口支援者。先のトレードを批判すれば、その取引を承認したアンデルソン氏も批判したことになる。そこで、演説ではその関係性には踏み込まず、あくまでニコ・ハリソン元GMが進めた不可解なトレードという扱いにした。

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ドンチッチのトレードを批判した後、同氏は“スポーツ史上最悪のトレード”という不名誉な称号に最も当てはまるのは、ドンチッチの件ではないと修正。「1919年にレッドソックスベーブ・ルースを10万ドルでヤンキースへ放出したトレードです。当時としては、現在の1000万ドルくらいの価値があったのでしょう。ボストンには資金が必要だったからです。ベーブ・ルースのトレードは、これからも史上最悪であり続けるでしょう」と補足した。

ちなみに、同氏はヤンキースファンであり、「NBAのことは何も知らない」と公言している。あくまで、場を盛り上げる即興的なスピーチだったようだ。

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