9日(日本時間10日)、右上腕のコンディション不良で15日間の負傷者リスト(IL)入りが決まったドジャースの大谷翔平投手。IL入りまでの経緯を巡っては、大谷が自身の症状を正確にチームに伝えていなかったという憶測が広がり、波紋を呼んでいる。
そんな中、米地元メディア『ドジャース・ウェイ』は、IL入りが遅れたことについて「大谷に責任を押し付けるのは見苦しい」と指摘。選手の健康管理は、あくまで球団の仕事と言い切った。
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■「時間を戻したい」と悔やむ
大谷を巡っては早くからIL入りの必要性が指摘されていたが、休養→出場→休養→結局IL入りという流れを辿ることになった。
ロバーツ監督は同日、「今日の状況を見れば、時間を巻き戻してILに入れたいと思う」と対応の遅れを悔やんだが、以前からIL入りの必要性は指摘されていた。同監督は結局、大谷の体調を見ながら復帰の道を模索してきたが、なぜ決断できずに引き延ばす結果になったのか。その背景を、米メディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者は、以下のように分析した。
ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演した同記者は、「多くの人が指摘しているし、私も疑問に思っていたのだが、これは選手がコントロールし過ぎているケースではないだろうか。選手が自分の体調をチームに伝えていないことが原因かもしれない」とし、自身が抱えている症状や負傷個所を正確に報告していたのかと疑問を呈した。
■「多くの選手がウソをつく」
さらに、「試合に出続けたいと思う多くの選手が、ケガについてウソをつくのを私は長年に渡って見てきた」とし、名前こそ出さなかったものの、今回の大谷もこれに当てはまると示唆した。
「意思疎通の重要性は強調してきた」とロバーツ監督は話したが、『ドジャース・ウェイ』はその実効性を疑問視。「ロバーツ監督は以前から、『大谷という選手はどのような状態であっても出場機会を断ることはしない』と話していたではないか。それが分かっているならなおさら、選手の健康を管理するのは、本人の意向よりも監督や球団の責任ではないだろうか」と主張した。
その上で、今回の対応遅れは「痛みに耐えようと歯を食いしばった大谷の責任なのか、それとも毅然とした態度を取らなかったチームの責任なのか」と投げ掛けた。
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