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【格闘技】元RIZIN王者マネル・ケイプ、海外ブックメーカーは次戦勝利を有力視 UFC契約延長も明らかに

【格闘技】元RIZIN王者マネル・ケイプ、海外ブックメーカーは次戦勝利を有力視 UFC契約延長も明らかに
マネル・ケイプ(C)Getty Images

RIZINバンタム級王者のマネル・ケイプが、4日(日本時間5日)にネバダ州ラスベガスで開催される「UFCファイトナイト・ラスベガス44」に参戦する。

前回の試合では、前日計量で3ポンド(約1.3キロ)の体重超過となり物議を醸しながらも、見事なKO勝利で存在感を発揮。本人は自身のTwitterでUFCと新たな契約を結んだことを明らかにするなど、勢いに乗ってラスベガスに乗り込むことになる。

◆【実際の動画】次戦もこの戦慄の蹴りが見られるか……マネルケイプ、1ラウンド残り20秒の飛び膝蹴りにオデー・オズボーンが崩れ落ちる瞬間

■「UFCとは、さらに4戦分の契約を結んだ」

ケイプは8月7日(同8日)に行われた「UFC 265」で、オデー・オズボーン(米国)相手に1ラウンド4分44秒KO勝ちを収め、UFCでの戦績を1勝2敗とした。試合後には「自分はトップ10、トップ5の実力がある。世界のベスト・フライ級ファイターだ」と気を吐くなど、かつてRIZINも沸かせた実力者らしくその存在をアピールした。

また11月29日(同30日)には、自身のTwitterで「UFCとは、さらに4戦分の契約を結んだ」と投稿。UFCデビュー直後はリリース危機もささやかれていたが、前回の勝利で風向きも変わってきたようだ。

■大手ブックメーカーはマネルケイプ勝利を予想

ケイプとしては今回の試合でもしっかり勝利を収め、UFCでの地位を盤石としたいところ。注目の対戦相手はカザフスタン出身のジャルガス・ジュマグロフだ。33歳のジュマグロフは2020年7月にUFCデビュー。デビュー直後の2試合はケイプ同様に連敗を喫したが、今年7月にジェローム・リベラを相手に待望の初勝利を挙げている。2敗はいずれも判定負けであり、どちらかと言うとタフさが売りのファイターだ。

戦績上は互角の両者だが、リーチやスピードで上回るケイプがやや優勢か。大手ブックメーカー「Bet365」も、ケイプ勝利に「1.44」、ジュマグロフ勝利に「2.87」のオッズを設定しており、ケイプに分があると見ている。

リリース危機、体重超過、劇的勝利……様々なドラマに見舞われた過去3戦を経て、ケイプは自身の宣言通り“ベスト・フライ級ファイター”としての実力を発揮できるか。

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文・SPREAD編集部