前編ではコマンドラインとキラーアビリティの追い風となるデータについて取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。
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■データが導く2021ホープフルSの穴馬候補は
2017年は8人気馬が馬券内に飛び込んだホープフルS。ここでは高配当の使者となりうる穴馬候補2頭をデータ面から取り上げたい。
<穴候補1 オニャンコポン>
一度聞いたら忘れない馬名の持ち主。ただ競走能力には非凡なものがあり、2戦2勝とキャリアを通じていまだ無敗。そんな同馬には「人」の力がプラスに働きそうだ。
・菅原明良の中山芝2000m成績【5-6-4-29】
馬券内率は34.1%。単勝回収率203%、複勝回収率237%が示すように人気薄での好走が目立っているのが特徴だ。鞍上が今年、この条件で挙げた4勝はいずれも4人気以下。大きな飛躍を遂げた若手のホープが大舞台をモノにするシーンは想定しておきたい。
<穴候補2 サトノヘリオス>
穴馬と呼ぶにはやや人気寄りかもしれないが、この馬もまたデータが味方する。ここで注目すべきは「血の力」。
・近親のホープフルS成績【3-0-0-0】
該当馬はエアシャカール、エアシェイディ、エアアンセム。サトノヘリオスの近親にはこれでもかとホープフルS勝ち馬が並んでいるのだ。この馬自身、今回と同じ内回りの急坂芝2000mで行われた前走エリカ賞はレコードでの勝利。間接的な適性を証明しており、血の力を背に受けて連勝を伸ばす可能性は十分だ。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。



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