28日に中山競馬場で行われる第38回・ホープフルS(GI、芝2000m)の過去7年データを紹介する。
前走サウジアラビアRCを制したコマンドライン、中山の新馬に百日草特別と2連勝し勢いに乗るオニャンコポン、出世レースと評されているエリカ賞を制したサトノヘリオス、小倉芝2000mの未勝利戦をレコードタイムとなる1分59秒5で勝利した素質馬キラーアビリティなどが出走予定だ。
ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■最多勝利数2の注目ローテは不在
最多勝利を挙げている前走ローテは東スポ杯2歳S組(GIII)と新馬戦組だ。
東スポ杯2歳S組は、20年のダノンザキッド、19年のコントレイルと2年連続で1着馬が本レースを制している。今年、東スポ杯2歳SはGIIに昇格し注目度は上がったのだが、勝ち馬のイクイノックスを含め該当ローテ組は1頭も登録されていない。
また、今年の新馬戦組は、シェルビーズアイ(中京芝2000m)、タイラーテソーロ(福島芝1800m)、マテンロウレオ(阪神芝2000m)の3頭が該当するが、過去の2勝はGII時代のものであり、GIともなれば即通用とはいかない。

新馬戦 【2-0-2-7】 勝率18.2%、連対率18.2%、複勝率36.4%
東スポ杯2歳S【2-0-1-9】 勝率16.7%、連対率16.7%、複勝率25.0%
萩S 【1-1-0-3】 勝率20.0%、連対率40.0%、複勝率40.0%
京都2歳S 【1-0-0-8】 勝率11.1%、連対率11.1%、複勝率11.1%
葉牡丹賞 【1-0-0-6】 勝率14.3%、連対率14.3%、複勝率14.3%
次点は1勝を挙げている萩S組、京都2歳S組、葉牡丹賞組と続く。今年の萩S組からは素質馬キラーアビリティとクラウンドマジックが出走予定。過去にサートゥルナーリアを輩出した出世レースでもあるだけにこの2頭には注意が必要だろう。
また、前走の距離別に成績を分けてみると以下の通り。

1600m 【0-2-0-5】 勝率0.0%、連対率28.6%、複勝率28.6%
1800m 【3-3-4-28】 勝率7.9%、連対率15.8%、複勝率26.3%
2000m 【4-2-3-44】 勝率7.5%、連対率11.3%、複勝率17.0%
最も馬券に絡んでいるのは前走1800mの10回となっている。今回の登録馬の内訳は、1800m組が4頭、2000m組が10頭、前走1600mはコマンドライン1頭のみ。前走1600m組は2着2回と馬券に絡んだ例が少なく、コマンドラインにはマイナスデータとなる。
また、参照データが少ないので信頼度は高くないが、GIに昇格した2017年以降のデータに着目してみる。
東スポ杯2歳S 【2-0-1-6】 勝率22.2%、連対率22.2%、複勝率33.3%
京都2歳S 【1-0-0-4】 勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%
萩S 【1-1-0-1】 勝率33.3%、連対率66.7%、複勝率66.7%
1600m 【0-1-0-1】 勝率0.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%
1800m 【3-2-2-17】 勝率12.5%、連対率20.8%、複勝率29.2%
2000m 【1-1-2-27】 勝率3.2%、連対率6.5%、複勝率12.9%
となっており、勝ち馬はオープン・重賞の1800m以上で勝利していた。この条件に該当する登録馬は、前走・芙蓉Sで勝利しているラーグルフのみとなる。
過去7年の芙蓉S組の成績は、【0-0-0-3】と結果を出せていないが、昨年は4角で逸走がなければ馬券内も、と思えたランドオブリバティが該当馬だった。ホープフルSと同じ中山芝2000mのレースだけに見限れない。
2歳中距離路線を占う難解なレースとなりそうだが、各陣営の距離に対する思惑を読み解くことが的中のヒントとなりそうだ。
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文・SPREAD編集部


















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