【川崎記念/3連複4点勝負】人気一角に“消し”評価 前走不利の伏兵で高配当狙い

2日、2022年最初のビッグレース、川崎記念(JpnI、ダ2100m)が行われる。今年は連覇を狙うカジノフォンテンに、一昨年の覇者チュウワウィザード、さらには4年前の覇者ケイティブレイブと、歴代の覇者3頭が顔を揃えるなど、中央・地方合わせて13頭の精鋭が集結。2022年のダート戦線を占う意味でも見逃せない一戦となりそうだ。

◆【川崎記念2022予想/3連複4点勝負の買い目・結論】軸2頭に伏兵込みの相手4頭 「前走はスムーズなら際どい勝負」

■昨年未勝利も安定感抜群のチュウワウィザード

チュウワウィザードは川崎記念をステップに、ドバイワールドCへ駒を進める予定。弾みをつけるためにも、ここは負けられない一戦となる。

昨年は未勝利に終わったが、ドバイワールドCでは世界の猛者を相手に2着と好走。JBCクラシックでは3着、前走のチャンピオンズCでは2着と、ハイレベルなレースで一線級の実力を見せてくれた。

今回は一昨年の優勝時にコンビを組んでいた川田騎手を鞍上に迎えて必勝態勢。勝っている舞台だけに、コース適性への不安材料もない。おそらく1番人気に支持されるだろうが、過去10年、1番人気の馬は【6-4-0-0】とパーフェクト連対で、軸馬としてはうってつけの存在だ。

唯一の懸念材料は、前年未勝利という点。過去10年の勝ち馬は、いずれも前年に1勝以上は勝ち星があり、自身も最後に勝ったのは一昨年のチャンピオンズC。近走は少しズブい面を見せるようになってきており、堅実性はあるものの、頭勝負に適しているかというと、不安は拭えない。

■精彩を欠く昨年のチャンピオン

連覇を目指すカジノフォンテンは、昨年は川崎記念、かしわ記念とGI2勝を果たし、NARグランプリのダートグレード競走特別賞を受賞するなど、トップホースの仲間入りを果たした。

しかし、帝王賞(10着)以降は精彩を欠き、JBCクラシック(6着)、チャンピオンズC(10着)と、掲示板にすら乗れない状況に。金沢、中京といった慣れない馬場での戦いで、力を出し切れなかった面があるかもしれないが、好調時に比べるとやや信頼を置けない戦績だ。

今回は走り慣れた左回りの川﨑で、本来の走りを取り戻せるかが焦点。マイペースで自分の走りができれば力を発揮できそうだが、同型のサルサディオーネの存在も気になるところ。前で競り合うような展開になってしまうと、後続の格好の餌食となる。

■新進気鋭の精鋭2騎に逆転を期待

強豪に対し逆転の目があるとすれば、新進気鋭の馬たちか。叩き上げで徐々に力をつけてきたのがヴェルテックス。2~3歳時は未勝利に終わり、一時は地方へ転出も、再転入後は着実に条件戦を勝ち上がり、昨年は浦和記念3着から、前走の名古屋グランプリでは待望の重賞タイトルを獲得。ついにGIの舞台まで上りつめた。

ダート2000m以上では【2-1-2-0】と安定した成績を残しており、前走が名古屋グランプリの馬は【1-0-3-3】と決して相性も悪くない。昨年GI5勝でブレイクを果たした横山武騎手は、今年に入っても1月を終えて関東リーディングトップ。勢いのある鞍上の手腕にも期待したい。

また、出走馬中唯一の4歳馬、ブラックアーメットは、末脚の爆発力に魅力たっぷり。条件戦を勝ち上がったばかりで、オープンでの実績こそ乏しいが、どんな条件のレースでも、常に上がり3F、1~3位で伸びてくる末脚には見どころがある。

過去10年で、4歳馬は3連対のみと劣勢ではあるが、半数の5回は3着以内に入っており、ここ2年連続は4歳馬が馬券圏内に絡んでいる。サルサディオーネカジノフォンテンといったメンバーが速いペースを刻んでくれれば、後方一気の伸び脚で台頭するシーンも考えたい。


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