10月25日に開催されるプロ野球ドラフト会議。金足農業高校の吉田輝星投手が何球団に指名されるか注目が集まっている。
しかし、ドラフト1位の指名が予想される高校生投手は、吉田投手だけではない。その他の有望投手についてもまとめる。
市川悠太
市川投手は明徳義塾高校のエース。強豪校で1年生時からベンチ入りした実績を持つため、昨年ごろまでは「世代最強ピッチャー」の呼び声も高かった。
サイドスローから最速149キロの直球とカーブ、シンカーを織り交ぜる本格派ピッチャーとしてプロの熱視線を浴びている。
侍ジャパンの一員として挑んだU18アジア選手権では、吉田投手と一緒に柿木蓮投手(大阪桐蔭高校)の耳を引っ張っていたずらする場面も見せた。世代トップと並んでも絵になる男だ。
横川凱
横川投手は大阪桐蔭高校の左腕。3年時の甲子園大会ではチームメイトの柿木投手に背番号1を譲ったが、合間の試合で先発するなどダブルエースの役割を果たした。
長身から投げ下ろす最速144キロのまっすぐとスライダーのコンビネーションが魅力だ。
沼田翔平
沼田投手は旭川大学高校の右腕。最速146キロの直球とカーブ・スライダー等の変化球を組み合わせる速球派ピッチャーだ。
甲子園で球速狙いに行けば良かったと少し後悔
でも勝つために、球速はいらなくて
そこそこの球速と
質とコントロールだけで勝つゲームは作れるのを1番理解しました— 沼田翔平 (@c9_cjs) 2018年8月14日
ただし、本人のツイッターによると、現在は急速よりもコントロールを意識したいと考えているようだ。よりプロ向けのピッチングスタイルになるべく、本人が模索した形かもしれない。
沼田投手の所属する旭川大高校が坊主禁止令で話題を呼んだため、ピッチャーとしての実力はあまり語られなかったが、バランスよくまとまった好投手だといえる。
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