11月20日に行われるAFFスズキカップ(東南アジア選手権)に向け、カンボジア代表は本田圭佑GM(ゼネラルマネージャー)の下で、ラオス戦への準備を進めている。
本田選手はインスタグラムを更新して、「全選手がカンボジア国民に夢と希望を与えるため努力しています。彼らの努力が皆さんを幸せにできることを願っています」と、試合への意気込みを綴った。
プロサッカー選手と代表監督の両立という挑戦
今夏のFIFAロシア・ワールドカップ終了後、メキシコのパチューカを退団し去就が注目されていた本田選手は、世界でも珍しい挑戦を発表した。
現役選手としてオーストラリアのメルボルン・ビクトリーでプレーを続けながら、カンボジア代表のGM兼実質的な監督として指揮を執るというものだ。
登録上の監督はアシスタントのフェリックスさんになっているが、代表期間中は選手たちへの指導や試合での采配を本田選手が行う。
インスタグラムに投稿された動画でも本田選手は、戦術ボード片手にピッチで選手たちに指示を出し、自身が目指すサッカーをチームに浸透させようとしていた。
本田監督が就任してからのカンボジアは1分け4敗で未勝利。まだ勝ちがない。今度こその思いがあるチームにファンからも応援の声が寄せられている。
- 一人一人の努力が合わさって素晴らしいteamに成長していきますように
- 本田監督、頑張ってください
- 一生懸命な姿いいですね!
- 勝ってほしい。本田監督の力信じてます
FIFAランクで見るとカンボジアが170位(アジア36位)、対戦相手のラオスが181位(アジア37位)で拮抗している。近い実力を持ったチーム同士の接戦が予想される。
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