【MLB】大谷翔平とのMVP争い「議論吹き飛んだ」とNY紙 3冠王に躍り出たアーロン・ジャッジの60号で 

今季60号を放ち、打撃三部門でリーグトップに立つアーロン・ジャッジ (C) Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が20日(日本時間21日)、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に「3番DH」で先発出場。第3打席に右前安打を放つなど4打数1安打だった。8試合連続で本塁打は出ておらず、期待の35号は次戦以降に持ち越された。試合はエンゼルスが5-2で勝利した。

一方、大谷とMVPを争うアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は同日のピッツバーグ・パイレーツ戦に「1番右翼」で出場し、今季60号アーチを放ち、ロジャー・マリスの持つア・リーグ最多本塁打記録「61」に王手をかけた。

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■大谷6試合連続安打で勝利に貢献

レンジャーズ先発は左腕のコール・ラガンズで、大谷とは初対戦。初回の第1打席は良い当たりだったものの、相手の好守に阻まれて中直。3回の2打席目は、チェンジアップにタイミングが合わず空振り三振に倒れた。

2-2の同点で迎えた6回の第3打席は、2番手右腕デニス・サンタナのチェンジアップを弾き返し、右前安打。連続試合安打を「6」に伸ばすと、続くテーラー・ウォードの二塁打で一気に本塁へ。快足を飛ばして勝ち越しのホームを踏んだ。この回、大谷の一打から5連打で3点を奪ったエンゼルスは5-2で勝利した。

大谷の4打席目は三ゴロ。この試合は4打数1安打で、打率は.268となった。6試合連続安打で勝利に貢献したものの、期待された本塁打は出ず、これで35号は8試合連続でお預けとなった。

■メジャー史上6人目の60本塁打

一方、大谷とMVP争いを繰り広げているジャッジはピッツバーグ・パイレーツ戦の9回に60号を放ち、メジャー史上6人目の60本塁打を達成。ベーブ・ルースに並ぶと同時に、ロジャー・マリス(ヤンキース)の持つア・リーグ本塁打記録61本にあと「1」に迫った。さらに打率も.316となり、この時点でリーグトップ立ち、ついに3冠王に躍り出た。

『ニューヨーク・ポスト』紙は「ジャッジはMVPの議論を吹き飛ばした。もうショウヘイ・オオタニと競合することもない」と記し、さらに「オレンジカウンティ(エンゼルスの地元)の友人たちへ、ジャッジが偉大なショウヘイ・オオタニよりも良いシーズンを送っていると言っても侮辱には当たらないだろう。ショウヘイ・オオタニとはつまり打者と投手の2人ということだ」とし、大谷の投打を合わせてもジャッジが上だと評価した。

この試合で満塁弾を放ったジャンカルロ・スタントンも「ジャッジはまだ終わっていない。これからもみんなを楽しませてくれるはずだ」と話し、本塁打量産が続くことを期待した。さらに「60号を打った時も平然としていた」と振り返り、驚きを隠さなかった。アーロン・ブーン監督も「60号というのは、これまで誰も手の届かない数字の一つだった」とコメントし、称賛した。

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文●SPREAD編集部


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