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【スプリンターズS/枠順】メイケイエールは7枠13番 試練となる好枠は条件合致で勝率“5割”超え

【スプリンターズS/枠順】メイケイエールは7枠13番 試練となる好枠は条件合致で勝率“5割”超え

第56回スプリンターズS(GI、芝1200m)の枠順が30日、JRAより発表された。

前走のセントウルSをレコード勝ちをしたメイケイエールは7枠13番、2走前の函館スプリントSを制しているナムラクレアは5枠9番、前走・安田記念で2着馬シュネルマイスターは8枠15番、高松宮記念を制したナランフレグは3枠6番に入った。

本レースは2014年に新潟競馬場で開催されている。ここでは過去10年に中山で開催された1200mの重賞データを条件に「枠順傾向」を分析していく。

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■人気馬の好走が目立つ

1番人気が予想されるメイケイエールが入った7枠は【2.2.2.34】勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%となっている。昨年の本レースでは、1番人気ダノンスマッシュが6着に沈んでいるが、2016年の3番人気レッドファルクスが1着に、12年の1番人気カレンチャンが2着に入っている。同枠での3番人気以内での成績は、【2.2.0.3】勝率28.6%、連対率・複勝率57.1%となっており、1番人気では【1.1.0.2】勝率25.0%、連対率・複勝率50.0%だけに、メイケイエールにとっては追い風といえるだろう。

※中山芝1200mの重賞レースでの枠順傾向

ただし、同コースの重賞レースにおける3番人気以内の成績が【15.13.3.29】勝率25.0%、連対率46.7%、複勝率51.7%となっており、中山開催のスプリンターズSに限っても【9.6.1.11】勝率33.3%、連対率55.6%、複勝率59.3%であることからも上位人気馬が活躍している事が分かる。

最多の7勝をしている4枠だが、同枠での3番人気以内の成績は【5.2.0.2】勝率55.6%、連対率・複勝率77.8%と7勝のうち5勝が人気馬となっており、残りの2勝はオーシャンSの2021年11番人気コントラチェック、18年10番人気キングハートとなっている。逆にスプリンターズSで3番人気以内に推されながら馬券に絡む事が出来なかったのは、2015年の2番人気ベルカントの13着のみとなっているだけに、同枠にウインマーベルファストフォースが入ったが、試練になりそうだ。

スプリントSでは、4番人気以下で優勝したのは、新潟開催だった2014年に13番人気スノードラゴンのみとなっている。4番人気以下で好成績なのが、1枠で【1.2.2.23】となっておりスプリンターズSでは【0.1.2.10】となっている。昨年のスプリントSでは同枠から10番人気シヴァージが3着に、2018年には13番人気ラインスピリットが3着に入っている。今年、同枠に入ったテイエムスパーダジャンダルムが波乱を巻き起こすことを期待したい。

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文●SPREAD編集部

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