ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属するサッカー日本代表MF鎌田大地は、15日に行われた第10節のバイヤー・レバークーゼン戦に先発出場。2ゴールを挙げる活躍で5-1の勝利に貢献した。
◆【実際の映像】鎌田大地、“蹴り直し”のPKにも動じず ゴール右へ蹴り込んだ今季5点目となる先制弾
■今季6ゴール3アシストと絶好調
今季から起用されているボランチの位置に入った鎌田は、中盤でゲームを組み立てながら守備ではハードワークし、最終局面で積極的にゴール前に顔を出すなど、攻守に渡りアグレッシブなプレーを見せる。
そんな中、前半終了間際にペナルティキックのチャンスを得ると、蹴り直しのキッカーとして登場し、ゴール右へ先制弾となるゴールを決める。後半に入ると、フランクフルトが猛攻を仕掛けゴールショーを展開。後半27分にこの試合2つ目のPKを得ると、再び鎌田がゴール左へチーム4点目を奪った。
この試合の鎌田に対して、ブンデスリーガ公式は「鎌田のPKによる2ゴールでバイヤー・レバークーゼンを撃破」と紹介し、マン・オブ・ザ・マッチにも選出。また、鎌田のスタッツについても合わせて紹介している。
「日本代表はすでにリーグ戦で6ゴールを挙げており自己最多を更新した。さらに、彼は最多のボールタッチ数(77)、最多タックル数(25)、そしてチーム最多の走行距離(11.1km)を記録した」
鎌田は今季リーグ戦で9試合に出場し6ゴール3アシストとチームをけん引し、1カ月後に迫るカタール・ワールドカップでも活躍に期待がかかる。“日本の司令塔”がドイツの地でさらなる進化を遂げている。
◆【実際の映像】鎌田大地、“蹴り直し”のPKにも動じず ゴール右へ蹴り込んだ今季5点目となる先制弾
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文●SPREAD編集部