昌子源とクラブW杯…レアル・マドリードとの再戦前に見せた修正力

2018年、ロシアW杯でスタメンとして活躍した昌子源選手は、鹿島アントラーズの一員として2018年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制した。

アントラーズはその後クラブW杯に出場。初戦に勝利し、12月20日にはレアル・マドリードと対戦する。

実は、2018年の夏に昌子選手のもとにフランスのクラブからのオファーが届いていた。クラブW杯の結果によっては、来季からの海外移籍も有りうるかもしれない。

2016年のクラブW杯で悔しい敗戦

昌子選手擁する鹿島アントラーズは、日本開催だった2016年のクラブW杯に開催国チャンピオンのチームとして出場。初出場ながら決勝に進出した。AFC所属のクラブが決勝に進出するのは、前身カップ時代を含めても初めてという快挙だった。

(c)Getty Images

決勝戦でアントラーズはレアル・マドリードと対戦。先制されたものの柴崎岳選手が2点を奪って逆転に成功する。だが、クリスティアーノ・ロナウド選手の得点で追いつかれて、延長戦に突入。

アントラーズは延長戦でロナウド選手に2得点され、2-4で敗退した。

クラブW杯へのリベンジ

2018年のクラブW杯には、鹿島アントラーズと共に、レアル・マドリードも出場する。しかし、昌子選手は大会前、「レアル・マドリードにリベンジするのではない。クラブW杯という大会にリベンジしに行く」と話した。

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昌子選手は、2018年の夏にロシアW杯へ出場。「まさか1年に2回、ワールドカップに出られるとは思わなかった」と喜びを口にもしている。

さらに「泣いても笑っても最後の大会。決勝まで3試合やりたい」とも話している。2018年のアントラーズの最後の大会を最高の成績で締めくくる決意だった。

クラブW杯初戦での修正力

12月15日のクラブW杯の初戦で、アントラーズは北中米カリブ代表のメキシコのクラブのグアダラハラと対戦した。大会前の負傷により、アントラーズはFWの鈴木優磨選手とMFの三竿健斗選手が大会に出場できない。

アントラーズは試合開始早々の3分に失点し、その後も相手に押される展開。だが、試合後の昌子選手は「試合中に前半の修正点を考えることができました」と、それができなかった2016年大会との違いを口にした。

ロシアW杯での経験を生かし、冷静にプレーできた昌子選手の話によれば、チームはハーフタイムに前半で感じたものをみんなが伝え合ったという。また、大岩剛監督の選手交代の采配も奏功した。

アントラーズは49分に永木亮太選手が同点ゴールを奪うと、69分にセルジーニョ選手がPKを決めて逆転。さらに、84分に交代出場の阿部裕葵選手が追加点を奪った。

90+4分には相手のPKをGKのクォン・スンテ選手がセーブしたあとのこぼれ球に昌子選手も反応したものの、相手に押し込まれて失点。最後まで目を離せない試合は、アントラーズが3-2で競り勝った。

(c)Getty Images

初戦に勝利したアントラーズは、次戦で因縁のレアル・マドリードと対戦。これに勝てば、ついに決勝へ再び挑戦することになる。

さらなる経験の蓄積のためフランスへ

アントラーズには欠かせない中心選手の昌子選手には、2018年の夏にフランスのリーグ・アンに所属するトゥールーズとストラスブールからオファーが届いた。

Jリーグ所属選手に対しては史上最高額となる5億円を上回る移籍金が提示されたという報道もあったが、アントラーズ側は拒否。昌子選手自身もACL優勝でのクラブW杯出場のために移籍を思いとどまった。

だが、11月27日にはフランスのメディアがトゥールーズ移籍が濃厚と報じる。移籍金は約300万ユーロ(約3億9000万円)で決着する見込みという具体的な数字まで示された。

アントラーズは慰留したが、昌子の海外挑戦への意思が固かったという。2019年1月開催のアジアカップの日本代表メンバーに招集されなかったことも、移籍の可能性の高さを裏付けた。

リーグ・アンは、2019年1月に移籍市場が開けば、酒井宏樹(マルセイユ)、川島永嗣(ストラスブール)に続いて3人目となる日本人選手の誕生となることが決定的と考えている。

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