【カタールW杯】日本代表、決勝T進出を懸けた運命のスペイン戦 金星奪取に求められる攻守のキーマンと森保采配

 

【カタールW杯】日本代表、決勝T進出を懸けた運命のスペイン戦 金星奪取に求められる攻守のキーマンと森保采配
カタールW杯日本代表(C)Getty Images

■ドイツ戦同様求められる粘り強い戦い

日本はスペイン戦で敗れればドイツ対コスタリカの結果に関わらず敗退が決まるため、避けたいシチュエーションが前半の早い段階での失点。スペインは初戦7-0で圧倒したコスタリカ戦に続き、ドイツ戦でも1-1で引き分けたものの、ボールを支配し自分たちの試合でゲームを進めた。日本にとっては前半に圧倒され、戦術変更を余儀なくされたドイツ戦以上に、前半45分の試合の進め方がカギを握ってくるといえる。

スコアレスのまま前半を耐え忍べば、後半に三笘や堂安といったゴールに絡める選手の投入で日本の時間が出てくる可能性はある。スペインの圧倒的なポゼッションサッカーは今大会屈指の脅威を誇るが、日本はそこを裏返してのカウンターで少ないチャンスを決め切れるか。ドイツ戦でも見られた最少失点で切り抜けての粘り強い戦いと、ここ一番での決定力が勝ち点奪取に向けは求められる。

その中で奮起を求められるのが左サイドでの先発が予想されるMF久保建英

名門バルセロナの下部組織で育ち、日本でのプレーを経て2019年に再びスペインに渡り約3シーズン半を過ごしてきた。日本で誰よりもスペインサッカーを熟知する21歳は、W杯デビューとなったドイツ戦で無念のハーフタイム交代となった。初戦のリベンジと、日ごろからマッチアップしてきたスペイン選手との戦いにおいて、このレフティーの爆発に期待したい。

■全4チームに残されたGS突破の可能性

日本は初戦でドイツ相手に金星となる劇的な逆転勝利を収めながら、2戦目のコスタリカ戦では後ろにブロックを敷いた相手に苦戦し、ミスも重なって敗れた。全4チームにグループステージ突破の可能性が残された中で迎えるスペインとの一戦は、ドイツ戦の勝利で期待が高まった日本サッカーの今後や、世界トップクラスに対しての現在地を知る上でも、重要な意味合いを持つ一戦となる。

負ければ敗退が決まる状況で、森保監督に率いられた選手たちがどのような戦い方を見せるのか。先発、ベンチメンバー含めた総力戦で強豪スペイン相手の金星を再び狙う。

izukawaya