■「同じ志を持つ方達と話し合っていきたい」
伊藤代表は「もちろん、他の同じ志を持つ方達と話し合っていきたい。我々だけでは、出来ないこともあると思う。日本が団結していくということです。世界でキックボクシングをMMAに負けないように持っていくためには、日本でまとまって世界と戦って結果を出していかないといけない。将来のファイターのためにも」と呼びかける。団体が違えど、コンセプトに共感する団体とは、協力関係を築く構えだ。
両団体が掲げる「世界で本物の王者を決める」コンセプトを実現すべく、今回のイベントではルールの違いという障害も取り除いている。RISEファイターがSBルールに、SBファイターがRISEルールにチャレンジし、対抗戦という形で激突する。
RISEは、ワンキャッチワンアタック(相手の蹴り足を掴んで殴ったり、足を払ったりする攻撃は、1回の攻防につき1度は有効)のキックボクシングルール。一方のSBは、パンチ・キック・投げ技・立関節技を認めた立ち技総合格闘技。ヒジありルール採用の有無など、ルールの違いは様々だが、立った状態での投げ技や関節技をSBは認めていることが大きな違いだ。
■RISEとShoot Boxingの魅力を改めて解説

『THE MATCH』で初めて格闘技を見たファンのためにタッグを組んだ 撮影:SPREAD編集部
6月の『THE MATCH』で初めて格闘技を見たファンのために、両団体の魅力やコンセプトを語ってもらった。
「RISEは、“誰が本当に強いのか”というのがコンセプトです。『このリングだったら強いヤツとできる』と選手が感じている中、選手もファンも誰が強いのかを知りたい、格闘技の根底にあるもの」(伊藤)。公式サイトに記載の通り、「スピーディー、アグレッシブをコンセプトに強者を集め、最強で最高、最速のMostを決める」がテーマ。
「SBは、立ち技を全て体現する立ち技総合格闘技です。昔の武士道の精神が根底にあります。立ち技としてはシンプルな“何でもあり”ルール。寝たら起き上がって再スタート、制約のないルールが魅力です」(緒形)。SB興行外のリングでの、SBルール採用は初となるため、「投げや締め技、関節技を見せて欲しいです」と期待をこめる。
RISE×SBのリングでは、どのような化学反応が生まれるのだろうか。
興行面では、ラウンドガールも両団体からリングに上がり、大会を盛り上げる。「ラウンドガールは、数が倍になります。16人になりますし、入場式もありますから。SBさんならではの面白いこともありますので」(伊藤)。
■両代表から、今大会の見どころとファンへのメッセージ
「トップアスリートがすべてを賭けて戦うところを見て欲しい。天心vs. 武尊に関しても競技は残酷だと思いました。でも、だからこそ感動が生まれます。25日の大会は立ち技格闘技の面白さが集約されています。立ち技格闘技年内最後のビッグマッチ、楽しみにしていてください」(伊藤)。
「試合までには選手は、いろんな発信をしたりするけど、お互いが憎くて戦っているわけではない。命をかけて精神レベルを上げて戦っていて、逆に感謝が生まれる。本当の感動は僕たちだからこそ伝えられる。対世界、対RISEは激しい試合になると思う。本当の魂のぶつかり合い、感動を届けられると思います。ぜひ会場に足を運んでいただけたらと思います」(緒形)。
RISE×Shoot Boxing…、立ち技格闘技の隆盛は、まだまだこれからだ。
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文●吉田崇雄










