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【陸上】大迫傑、日本初のShokzアンバサダー就任「皆さんと安全に快適に走ることを広めていきたい」

【陸上】大迫傑、日本初のShokzアンバサダー就任「皆さんと安全に快適に走ることを広めていきたい」
「Shokz」のアンバサダーに就任した大迫傑(写真中央) 撮影:SPREAD編集部

骨伝導イヤホンなどを手掛けるShokzが主催する「大迫傑選手 Shokzアンバサダー就任発表会」が12日、都内にて行われ、東京五輪男子マラソン日本代表で前日本記録保持者の大迫傑が登場した。

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■ケニアと中継をつなぎトークセッション

同イベントは、次世代アスリートの育成や陸上のブランド価値の向上に取り組んできた大迫の、日本では初となるアンバサダー就任を記念して行われたもの。ケニアで合宿中の大迫と中継をつなぎ、トークセッションが繰り広げられた。

大迫は今回のアンバサダー就任に対して「今回はこのような貴重な機会をいただきありがとうございました。僕自身、骨伝導は前から知っていたんですけど、なかなか手に取る機会はなくて、今回Shokzさんの企画を機に試してみました」とあいさつ。「骨伝導スピーカーを使って外の音楽も走りながら楽しんで、新しい感覚だなと思った。今も愛用させていただいてます」と実際に使用しての感想を語った。

今回の骨伝導イヤホンの特徴に“危険回避”を挙げた大迫は、「耳をふさがず周りの状況を確認できることはリスクが少ない。森の中を走るにしても、都会を走るにしても一緒に走っていける存在だと思います。今回の発表を機に、みなさんと安全にランニングを楽しめるような活動もしていきたいです」と述べた。

■音楽とランニングの関係性に言及

普段聴く音楽についての質問が飛ぶと、「いろいろ聴くんですよね。ラップやアゲアゲな感じの曲や、静かで緩やかなテンポ、優しくなるような曲を聴くこともあります。今はいろいろな配信サイトで自分なりの曲を探せると思うので、是非その日の気分にあった曲をみなさんに探してもらって、教えてほしいです」と呼びかけた。

音楽のテンポとランニングの関係は「間違いなくある」とコメントした大迫は、モチベーションの維持も音楽に助けられているとその効果を語る。

「『今日は走りたくない』と思う日もあります。これは市民ランナーの方もそうですし、僕自身も『今日身体重いしモチベーション低いな』という時がある。そんななか音楽を聴くことは、気持ちを奮い立たせてランニングをし始める一歩になるような効果があるんじゃないかなと思います」

自身の限定パッケージが店頭に並ぶことについて、「恥ずかしい面もある」とコメントした大迫だが、「より安全に音楽を聴きながら、みなさんと一緒により安全に快適に走ることを広めていきたい」とアンバサダーとしての活動に意気込んだ。

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文●SPREAD編集部