FIA世界自動車選手権フォーミュラ・ワン(F1)に参戦しているスクーデリア・アルファタウリは11日、米ニューヨークで開催されているファッション・ウィークにて2023年型マシンを発表。F1参戦3年目となる角田裕毅と初参戦となるニック・デ・フリースもアルファタウリ・コレクションに身を包み登壇した。
■新マシン、アリファタウリ「AT04」
アルファタウリ・コレクションは新マシン「AT04」とともにアメリカ市場初のお披露目とあって、この発表会が行われたのはニューヨークのまさしく中心部コロンバス・サークルのロックフェラー・センター。F1マシンの向こう、窓の外にはセントラル・パークとそびえ立つ摩天楼が迫る。
昨年9月には早々にチーム残留が決めていた角田は「今年の目標は、マシンのパフォーマンスとは関係なく、すべてのレースでより安定したパフォーマンスを発揮し、より確実にポイントを獲得すること。(予選で)Q3進出と(本戦での)ポイント獲得という点で、3年間で最高の走りを見せたい」と意気込みを語った。
チーム代表のフランツ・トストは「F1はネットフリックスやSNSのおかげでアメリカでもここ数年で非常に人気が高まっている。この市場でさらなる成長に拍車をかけるためにも、アメリカの観客に向けここニューヨークでお披露目ができ嬉しい限りだ」と本発表会の意図を明かした。
F1の2023年シーズンは3月3日、バーレーンGPで開幕、同5日(日本時間6日)に決勝が行われる。
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文●SPREAD編集部