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【RIZIN.42】朝倉海、「RIZINが世界に舐められた」復帰戦の先にフアン・アーチュレッタへの“リベンジ”誓う

【RIZIN.42】朝倉海、「RIZINが世界に舐められた」復帰戦の先にフアン・アーチュレッタへの“リベンジ”誓う
1年4カ月ぶりの復帰戦に臨む朝倉海(撮影:SPREAD編集部)

5月6日に東京・有明アリーナで行われる「RIZIN.42」で元谷友貴と対戦する朝倉海が19日、トライフォース赤坂で公開練習を行った。

公開練習後、元谷友貴戦について語った朝倉は、「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」で実現しなかった元Bellator世界バンタム級王者フアン・アーチュレッタについて語った。

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■“新・朝倉海”が元Bellator王者の首を取るか

2022年12月31日に行われた「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」の2番手としてバンタム級のフアン・アーチュレッタが参戦。朝倉は右拳骨折の治療で離脱中であり、この対戦相手は韓国のキム・スーチョルとなった。

朝倉は「僕が出たかった」と悔しい表情を見せ、続けてRIZIN軍が5戦全敗という結果に「世界的にもRIZINが舐められたと思ってるので、僕としても凄く悔しかった」と胸中を明かした。

その後、アーチュレッタはRIZINと契約。本大会で井上直樹とのカードが組まれ、「朝倉海 vs. 元谷友貴」の勝者と「井上直樹 vs. フアン・アーチュレッタ」の勝者が7月末の決勝で激突する。

朝倉は元谷戦に勝利したあとに「戦いたいのはアーチュレッタ選手」と指名。井上に対しても「ふたりとも本当に素晴らしい選手なので、より研究だったり努力が必要」と警戒した。

昨年7月上旬、右拳の手術を終えた後、2度の米国修行を敢行した朝倉。UFCバンタム級王者のアルジャメイン・スターリングらトップファイターとスパーリングを行い、「打撃では負けない」という自信をつかんだ。一方で「寝技や組みの部分で、まだ足りない部分がある」と課題点を見つけ「今まで持っていた技術に、立ち位置がこっちのほうがいいとか、このフォーメーションにどう繋げようかなとか」と改善に取り組んだ。

また、「日本の選手は試合の技を見て試そうとするが、アメリカでは日本でまだ知らない技術とかを、先にコーチが教えてくれる」と本場で新たな技を練習。ジムで出会ったフランス人トレーナーのエリー・ケーリッシュ氏を日本へ招き、エリーが持つ知識と技術を学んでいる。

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かねてより海外挑戦を目標としていた朝倉。2度に渡る米国修行でパワーアップした“新・朝倉海”が、492日ぶりとなる元谷友貴との復帰戦を制し、さらにその先にあるBellatorトップファイターの首を狙っている。

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文●SPREAD編集部