14日にヴィクトリアマイル(GI、東京芝1600m)を含めたWIN5対象レースが行われる。
JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は、的中票数6票、払戻金7531万3210円という今年一番の高配当を記録した。
ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。
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■WIN1)京都10Rは硬め決着予想
2013~20年に開催された過去8年のデータを分析する。
過去8年の人気傾向を見ると、1~3番人気【3.6.2.13】勝率12.5%、4~9番人気【5.2.5.35】勝率10.6%。10番人気以下が馬券内に入ったのは2013年の1度のみ。2020年は9番人気のミッキーブリランテが1着、3番人気のブルーメンクローネが2着、8番人気のミエノウインウインが3着という結果となった。
例年人気決着とはならないまでも、10番人気以下の大穴が1着に入る可能性は低い。
脚質傾向を見ると逃げ0勝、先行4勝、差し3勝、追込1勝となっており、逃げ・追込といった極端な脚質の馬は消し。歴代勝利馬をみると、先行であれば上がり3F34秒以下、差しなら上がり3F最速が条件となりそうだ。
これらの傾向から、以下2頭で勝負する。
▼京都10R・錦ステークス
ロワンディシー
グランディア
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■WIN2)東京10Rは芝レース経験馬
ここでは、2014年からの過去9年データで分析する。
脚質傾向では、逃げ【1.0.2.6】、先行【5.3.1.23】、差し【1.5.2.36】、追込【2.1.4.26】となっており、基本的には前が有利。しかし追込で上がり3F最速且つ34秒台の末脚を見せた場合は届くケースもある。
しかし今回のメンバーで上がり3F34秒台を出せる馬はおらず、後方からは厳しいことが予想される。そうなると、前目か中団に控える競馬が得意なメンバーを押さえておくのが必要となる。
また東京ダ1600mは最初が芝スタートで砂質も軽いという特徴から、過去に芝レースを経験している馬の活躍も見受けられる。前走で芝レースを経験しているのは2頭いるが、その中でもドンデンガエシは重賞レースの経験もあり、スピード勝負になってもついていけるとみた。
以上からドンデンガエシ、前走・未勝利戦で8馬身差をつけ快勝したウェイワードアクトを押さえWIN2突破を狙う。
▼東京10R・青竜ステークス
ドンデンガエシ
ウェイワードアクト
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