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【ヴィクトリアM/追い切り診断】スターズオンアースに迫る高評価「A」 「まず勝ち負けになる」

【ヴィクトリアM/追い切り診断】スターズオンアースに迫る高評価「A」 「まず勝ち負けになる」

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■ソダシ

【中間調整】4番人気で迎えた昨年のヴィクトリアマイルで正攻法から抜け出し見事勝利。3つ目となるGIタイトルを手にした。昨年11月のマイルCSは3着に終わり、芝マイル戦で自身初の敗北を喫したが、牡馬相手に分の悪いスローからの切れ味となったことを考えれば情状酌量の余地ありか。その後は休養に入り、昨年走ったフェブラリーS(3着)もパス。3月上旬にD.レーン騎手とのコンビでヴィクトリアマイルへ直行することが豪州メディアで報じられた。

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予定通り3月9日に栗東へ帰厩。15日の坂路15-15を皮切りに、須貝厩舎流のハードトレでしっかり仕上げられている。4月26日にはD.レーン騎手が騎乗し、CWで準オープン馬をアオる動きを披露。そして1週前追いとなる5月3日には3歳の素質馬ユティタムにアオられたとは言え、CW5F63秒4という自己ベストタイムを叩き出している、もちろん単なる暴走ではなく、終いまでしっかり加速ラップで締めくくれたあたりが秀逸。

【最終追い切り】レース当週は脚捌きの確認程度。酒井騎手が騎乗し坂路単走の調整を行った。この馬らしい前向きな雰囲気で勢いよく登坂。ゴール手前で鞍上が軽くアクションするとスパッと反応し、重心を沈めて切れた。

【見解】5歳春を迎えた牝馬がここまでイジメ抜かれて問題ないあたり、毎度のことながら心身の頑健さ、タフさに畏れ入るばかり。調教、実戦と不動のパートナーを務めてきた吉田隼人騎手からの手離れとなるが、D.レーン騎手、酒井騎手が騎乗した調整ぶりを見る限り、まったく違和感なく動けており実戦でも問題なく新パートナーを受け入れそうだ。自身最長となる6カ月のブランクに一抹の不安は感じるところだが、まず勝ち負けの競馬になるのでは。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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