8日から、東京ドームで読売ジャイアンツ対阪神タイガースの3連戦が行われる。
巨人が貯金「2」のセ・リーグ3位、阪神が貯金「18」の首位で迎える伝統の一戦。今季対戦成績は、阪神が9勝4敗1分けとリード。巨人は優勝争いに踏みとどまれるか。
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■大山“好相性”の第1戦に要注目
巨人の期待は主砲・岡本和真だ。
8月に入って6試合で打率.417(24打数10安打)、8本塁打、11打点の大暴れ。6日の広島東洋カープ戦では1試合3本塁打の離れ業をやってのけた。今季通算でも、打率.301(リーグ4位)、30本塁打(同1位)、69打点(同1位)と三冠王も視野に入る活躍ぶりだ。今季の阪神戦は14試合で打率.226、2本塁打、7打点と苦手にしており、この勢いを継続できるか重要な3連戦となる。
対する阪神の注目は、大山悠輔だ。
今季成績は岡本には及ばないが、打率.274、13本塁打、56打点で不動の4番として存在感を示している。こちらは8月に入って打率.208(24打数5安打)、1本塁打、3打点と調子が下降気味。今季巨人戦は、打率.229で安打数は少ないが、計4本塁打をマーク。8日第1戦で先発予定の菅野智之を相手には、昨季の6打数3安打に続いて今季も4打数2安打と好相性。2本のアーチを放っている。
まずは第1戦、4連勝中の阪神の勢いを菅野が止められるか。「岡本vs.大山」の4番対決が試合の行方を左右しそうな一戦だ。
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提供●Baseball Times