【北九州記念/血統傾向】重賞初制覇の可能性 単回収値「236」に上昇する舞台替わりでアタマ候補

 

【北九州記念/血統傾向】重賞初制覇の可能性 単回収値「236」に上昇する舞台替わりでアタマ候補

20日に小倉競馬場で行われる北九州記念(GIII、芝1200m)の「血統傾向」を分析する。

2018年以降の北九州記念で3着内に入った種牡馬データを集計、下記の成績表をもとに推奨馬を紹介する。

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■スプリントGI勝ちのある種牡馬に注目

過去5回の種牡馬データを見ると、ロードカナロアやキングヘイロー、ショウナンカンプなどスプリントGI勝ちのあるスピード豊富な種牡馬が活躍していることがわかる。

北九州記念の3着内種牡馬

北九州記念の3着内種牡馬(2018~22年)

これは小倉芝1200mのコースが平坦な小回りコースであり、かつ夏場はスピードの出やすい野芝
オンリーの馬場となるため、とにかくスピードが問われる高速馬場となるため。

ここではロードカナロア産駒に注目する。

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■サンキューユウガ

サンキューユウガは前走の重賞初挑戦となったCBC賞で2着に好走しここに挑む。近走は馬券圏外が続いていたが、初ブリンカーの効果もあって、集中した走りを見せており、このメンバーでも十分勝ち負け出来る。

近走は左回りコースに良績が集中しているため、右回りコースの克服がポイントと言える。

そこで血統データを見てみると、父ロードカナロア×母父ナスルーラー系の牡・セン馬は、小倉芝1200mが大得意で、その成績は【6.1.1.12】。

勝率は30.0%、単勝回収値は236と抜群の勝率と回収値を誇っており、小倉に舞台が代わっても力を存分に発揮してきそうだ。

サンキューユウガ自身は、デビュー2戦目の未勝利戦以来の出走となるが、そのレースでしっかりと勝ち上がっており、適性は高い。本馬の抜群のスピードを活かして前々からレースを進め、押し切るようなレースができれば、重賞初制覇も見えてくる。

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文●中井達也(SPREAD編集部)