「世界卓球2024 団体戦」が韓国・釜山にて16日から行われ、日本男子はベスト8まで進出。パリ五輪の出場権を獲得した。
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■エース中心に奮闘
今大会は最低ノルマとして準々決勝進出が求められたなか、日本は張本智和とともにWエースとして期待された戸上隼輔がインフルエンザに感染。張本智にかかる責任が大きいものとなった。
しかし、パリ五輪の3人目の候補として選出されていた篠塚大登や16歳で松島輝空の初出場組が奮闘。推薦枠で選ばれた松島の台頭はサプライズと呼べるもので、グループステージから圧巻のプレーを披露。
ベスト8まで進出して迎えた中国戦では1番手を任され、世界ランク1位の樊振東相手に第1ゲームを奪った。パリ五輪のメンバーは篠塚との争いに敗れ落選となったものの、今後の日本を背負うであろう新たなヤングスターの誕生となった。
また、エースの張本智、篠塚も中国勢からそれぞれ1ゲームずつ奪うなど、戸上の不在は痛かったものの、パリ五輪に向けては上々と呼べる今大会だったといえる。
五輪出場権を確保したなか、団体ではリオ、東京と2大会連続メダルを獲得している日本男子。さらなる飛躍へ向けて、ここからどのような進化を見せるのか。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)